昆虫食レストラン RIKYU

イタリアン、フレンチのレストランを20年ほど勤め2022年に独立開業。普段の営業の傍ら…

昆虫食レストラン RIKYU

イタリアン、フレンチのレストランを20年ほど勤め2022年に独立開業。普段の営業の傍ら、昆虫をメイン食材に使った料理やコースを定期開催。なぜ昆虫?とよく言われますがちゃんと調理すれば本当に美味しいんです。

最近の記事

蝉の鳴き声でお腹はすくか?

4月に入り暖かい日が続いくと、いよいよ夏が来る!!と先走ってウキウキしてしまいます。 そう、夏と言えば蝉です。今年は北米で素数ゼミが大量発生するらしく賑わっていますがどうなることやら。 そんなわけで冒頭の問いに戻ります。 「蝉の鳴き声を聞いてお腹がすきますか?」 何言ってんだコイツ? そんな反応が一般的多数派の答えですが、昆虫食界隈は違います。 蝉が鳴く時期になると、Twitter(x)で「蝉の声を聞いたらお腹がすいてきた」なんて声が上がります。だって界隈にとって蝉は食

    • 料理人目線で見る“昆虫食の魅力”とは?

      先日巨匠(内山先生)から、ニュースレターの原稿を依頼され、「昆虫食の魅力について自由に書いてください」とのお題を頂きました。 そこで改めてなぜ食材として昆虫を扱うことにしたのか、どんな魅力があるのかを振り返ってみることにしました。 前回も記しましたが、私が魅力を感じ興味を持ちことになった理由は ・面白そうだから【好奇心】 ・誰もやっていない(少ない)から【稀少性】 であり 料理人目線で感じた ・もっと美味しく出来るのはず!!【可能性!!】 でした。 伝統食や先人達の残した

      • そもそもなぜ虫なの?

        よく言われます。 「何で虫なのか?」と。 幼少期に虫を食べてたなんて背景もありませんし、しいて言うならどこかのお土産のイナゴの佃煮を食べたくらいだと思います。 小学生時代に校庭のアリを食べてました…。 それはさておき、晴れて独立開業を決意してお店を開くに至ったときに、なぜ虫を扱おうと思ったのか。 食材としての扱いに多少の広まりは感じるものの、未だに昆虫=食材と思う人は少数派。寧ろ食べたくないと思ってる人が圧倒的多数です。 じゃあなんでそんなリスキーなことをしてしまったのか

      蝉の鳴き声でお腹はすくか?