見出し画像

#20 娘へ、初めてのプレゼント。

妊娠中期。
安定期に入って体調も良くなり仕事もしていた。

考えることは
もちろんお腹の赤ちゃんの成長と
旦那さんとの生活。

ただ赤ちゃんが生まれてきたら、
もう旦那さんと2人で旅行も行けない。

思い切って旅行を計画。
場所は長崎。
私の大好きな場所の一つ。

計画を練っているうちに
ふと、まだお腹の赤ちゃんのために何も買ってあげてないと気づく。

初めて我が子のために何かを買う。
何がいいか。
決めるのにそんなに時間はかからなかった。

それは絵本。
どの絵本を買うかは着いてからのお楽しみ。

場所は長崎市にある「祈りの丘 絵本美術館」
路面電車で大浦天主堂駅まで。
そして暑い気温の中、吹き出る汗を抑えて坂を登る。

趣のある庭とレンガの建物。
そーっと入り口を入る。

そこにはぱーっと広がる絵本たち。
一気に気持ちが高まる。

0歳児のコーナーへ。
可愛いイラスト。
長年愛されている絵本のラインナップ。
それを見ているだけで幸せに感じる。

たくさん絵本のある中で旦那さんと2人で決めた。
赤ちゃんへの初めてのお買い物。

三浦太郎(著)「くっついた」。

有名すぎる絵本。
だけど絵本最後の作者の言葉を読んで
我が子とも”くっついたぁ〜”と言いながら
笑い合いたい。

大好きな旦那さんと
大好きな長崎で
愛する我が子のために
プレゼント。

生後3ヶ月経った今、
彼女の隣にはその絵本がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?