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#42 【里帰り】会社員でも学生でも無い1人時間

里帰り出産のため、先週地元に帰ってきた。

と言っても、帰ってきたのは東京。
ふるさとなはずなのに、ふるさと感がない不思議な里帰り。

コロナやインフルもまだ流行っているようだし、人も多いし、人との距離も近い街。
気をつけないと。

出産準備をまるでしないまま、9ヶ月を迎えている私。
ぼちぼち準備を始めないと、あれよあれよと赤ちゃんが生まれてしまいそう。
買わなきゃいけないものはある程度わかっているのだけど、なんだか商品が決めきれない。

里帰り中にやりたいことは、出産準備のほかに、友達に会うこと。

私の帰省に合わせて地元に戻ってきてくれた幼馴染や、今年赤ちゃんが産まれた友達、大学時代からの大親友、ダイビングの仲間たち、などなど。

普段なかなか会えないから、今のうちにたくさん会っておきたい。
と言ってもお腹が“タヌキ”なので、のんびりゆっくり歩いて、余裕を持って電車に乗って、ランチかカフェでまったりして、おしゃべりして、帰るだけ。

でも十分リフレッシュになるし、積もりに積もった話であっという間に時間が過ぎる。

今日は大学時代からの大親友と会った。
帰りの電車で優先席を譲ってもらい、ゆっくりと車内を見渡すと、サラリーマンや学生が目についた。

今って、学生も終わっちゃったし、会社員もおやすみ中だから、“産休中の妊婦”という特殊な身分で平日休日も関係なく好き勝手に過ごしている。

縛られない生活って楽しいなぁ、と思いつつ、刺激の少ない毎日と、思い通りに動けない身体に踠く日々。

期間限定なんだけど、ずっと終わってほしく無いような、早く元の生活に戻りたいような、不思議な感覚。

とりあえずお腹が重たい。
苦しい。
眠れない。
ふぅ。

妊娠期間も大変だと言うが、出て来たらもっと大変だとも言われる。

一回出して、やっぱり戻って!が出来ないから、その時を待って受け入れるしかないんだけど。
ちょっと心細い。

産む前に、少しでも今後の赤ちゃんの成長を把握できていたら、あぁ今はこういう時期で、この後はこうなるから大丈夫、とか、少しでも余裕を持てるのかなぁ。

明日は、図書館で本でも見てみよう。

あと1ヶ月強。
このおひとり様生活をできる限り満喫したい。

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