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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』20

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』

  • 公的調査・統計活用

    • テクニック:基準の揃え方にこだわる

      • いかに基準を揃えるか
        →複数の国の消費水準や物価水準、GDPをを比較して開きをみるときに重要

      • より正確な比較方法とされているのが「購買力平価(Purchasing Power Parity)」
        →モノ基準で通貨を推定する考え方

      • ビッグマック指数
        →購買力平価で、各国の経済を横並びで比較する指標

    • テクニック:プッシュ型の情報収集で経済指標を日常に取り入れる

      • 景気指標や金利や為替などの指標に慣れるには、プッシュ型の情報収集をするとよい

        • 為替相場情報を毎朝通知してくれるメールサービスがある

        • 毎日見るのは3~5指標程度

        • 月次で発表される指標(物価指数や失業率など)は、解説があるものをプッシュ型で配信されるようにしておく

感想

基準を揃えることはどんなデータを見るときも大切です。というのも、基準が違っているものを比較することはできないからです。

また、データを見るときに必要なのは、どんな前提・条件でそのデータが取られているかです。自分の暮らしている環境が、別の場所でも同じであるとは限りません。国際比較をするときには、特に、注意する必要があります。

情報を集めるときは、集めすぎないようにする、ということも必要だと思います。情報は、つい集めてしまうし、できる限り集めたほうがよいとも考えがちですが、集めない情報、捨てる情報を決めることのほうがはるかに大切だと思います。そのためには、情報の目利きになるしかないのですが、情報の目利きになるには、どういう情報が無駄な情報であるかを感覚的に掴むために、多くの試行が必要になると思います。


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