【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』25
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読書メモ
第3章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』
アンケート調査
強力だが「やってみただけ」で終わる可能性も高い調査
良質なアンケートを行う方法は、規模、目的、シーンによらず共有
→習得すれば、汎用性の高い強力なリサーチの武器になる
主な使用シーン
簡易に定量的に対象者について調べられる
→幅広い目的、シーンで多用されるアンケート調査の作業ステップ
手法を決める
調査の規模感を決める
アウトプットイメージを明らかにする
調査票に落とし込む
感想
Google formなど、アンケートを手軽に行えるツールもたくさんあるので、アンケート調査は手軽にできるものと考えられがちです。しかし、母集団やn数、サンプルの抽出方法、設問の流れなどを無視した調査は、役に立たないばかりか、かえって偏見を生み出しかねません。
ウェブで公開されているアンケートを見ると、どのようにサンプリングしたか明記されていない調査がたくさんあります。サンプリングは、母集団に対して、偏り無く、一定の数のサンプルを取らないといけないのですが、この段階で問題があり、意味のない調査になっていることが多いです。
全数調査と標本調査(サンプル調査)、サンプリング(標本の抽出)については、以下のサイトが詳しいです。
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