【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』12
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第3章 自分の「立ち位置」を意識することが、差別化の第一歩
正しい答えなどない。それでも、自分のスタンスを決める
「自分の立ち位置を決める」意味
→「唯一絶対の正しい答えは存在など存在しない」コロナ禍でのスタンス(経済活動重視、感染拡大防止重視)
→どちらが正しいのかを考えるのは無意味「絶対の答えが出ない議論」では「自分がどちらのスタンスを取るか」を決めることが重要
→双方の主張を理解しながら、より良い道を探っていく「様子見」は正解主義にほかならない
感想
つい「様子見」してしまう自分にとっては、どっきりする指摘です。私は、ワクチン接種がおおよそ完了するまでは感染拡大防止重視、それ以降は経済活動重視のスタンスを取っていました。これが正解かどうかはわかりませんが、誰も正解を知らないなかで、自分が根拠に基づいて確信をもって判断するのは、大切なスキルではないかと思いました。
正解を探すことは、間違ったことをして批判されたくない、という考えの裏返しだと思います。古い教育だと、あらゆることに「正しい答え」があると錯覚していまいます。しかし、状況によって、正しい答えは変化する可能性があります。また、状況が変化するスピードそのものが速いです。そんな時代だからこそ、その場その場で、手持ちの情報で判断できる能力が求められるのだと思います。
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