桜から学ぶ、”なぜ人間は迷うのか? ”
春が来た。
桜、満開。
桜の木にもたれかかりながら満開の花を眺めていた。
人間は、迷うのが趣味なんだね。
僕たちは、迷わず咲くよ。
”今、ここ” で生きること。
”ありのまま” で在ること。
いつだってお手本は、自然だ。
「自然 nature」
「自」+「然」
つまり、おのれのそのとおり。
自然は、おのれ以外の何になろうともせず、おのれそのままで、そこに在る。迷うことなどない。
人間だって自然の一部。
同じように迷うことなく常におのれのそのままが本来の在り方なんだろう。
だとしたら、迷うのはやっぱり人間の趣味なのか。
ただの趣味。
迷うのも、悩むのも、ただの趣味。
自然に触れ、自然を感じていると、「なぁ~んだ、人間の趣味なのか」と軽くなる。
迷い悩む自分を重く受け止めることもないし、忌み嫌うこともない。
だって、趣味なんだもん。
人間は、迷うのが趣味なんだね。
僕たちは、迷わず咲くよ。
散るかもしれないと、恐れることなく。
散るのが終わりじゃないことを、知ってるから。
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