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令和5年6月 第14回定例会 一般質問⑧「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLAについて」

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年6月 第14回定例会 一般質問で取り上げた「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLAについて」です。

 令和5年6月時点、本市では県からの多文化共生サポーターと尼崎市からの多文化共生支援員がつく、日本語が不自由な児童43人、生徒31人います。

✎多文化共生サポーター
日本語指導が必要な外国人児童生徒等の学校生活への早期適応を促進するため、児童生徒との母語を話すことができる子が多文化共生サポーターを派遣しています。

https://www.hyogo-c.ed.jp/~mc-center/supporter/supporter-hp.html

多文化共生支援員
外国籍の児童・生徒に対して、授業補助を行います。

https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/syogaigakusyu/schoolsupporter.html

お伺いします。
<質問>
本市では、DLAを活用した外国人児童生徒の日本語支援を実施予定がないと聞いていますが、実施しない理由を教えてください。


<増田教育次長 答弁>
 本市におきましては、各学校が日本語支援の必要な外国人児童生徒やその保護者との面談を通して、日本語習得状況や日常生活あるいは、学習面の困り感を把握し、在留期間に応じて、兵庫県の多文化共生サポーターや尼崎市の多文化共生支援員を学校に派遣し、学習支援や学習指導補助、心の安定を図るための支援などの、個別支援を行っております。

 議員ご指摘のDLAの 活用は、日本語指導の目安となる日本語能力の測定に、有効なものであると考えており、県教育委員会人権教育課主催の日本語指導者研修にDLAの 活用に関する研修プログラムがあり、管理職や児童生徒支援教員の積極的な参加を促しているところでございます。

 今後も、研修の機会を広げ、DLAの 活用をはじめ日本語指導の充実に向けた効果的な取組を検討してまいります。

外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA
文部科学省では,学校において児童生徒の日本語の能力を把握し,その後の指導方針を検討する際の参考としていただくため,「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメントDLA」を作成いたしました。

▶尼崎市議会ホームページ

 


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