続けられる自分になる魔法 | 「どうせ」の代わりになる呪文
最初の数ページだけしか使われていない、ほとんど白紙のノートがたくさんある。毎年買う手帳は12月のうちに使わなくなってしまうし、日記は1月いっぱい続けられたら拍手ものだ。
これまで入った部活は、合唱部、器楽部、剣道部、茶道部、美術部、英語研究会、運動部マネージャー。いずれも兼部していたわけではない。廃部等の事情があったものもいくつかあるけれど、小学校~高校まで、ほとんど1年おきに違う部活に移ってきた。
ーーそう、私は「続けられない性格」だったのだ。
そんな私がブログを始めようとしたとき、夫は「どうせ続かないと思うけど…」と苦い顔をした。それは今から3年以上も前のことで、私は毎日ブログを更新し続けている。
一体、私の身に何が起こったのだろう? 自分でも不思議に思うので、私が三日坊主を卒業できた工夫について、同じような悩みを持つ人に向けてメソッド化して書いていくことにした。
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自分が「飽きっぽい性格」だと思う人はどれくらいいるだろう。
そう考えてしまうのは、実はもったいないことだと思う。先ほどの夫の言葉と同じような「どうせ続かないんだから」という”呪文”を、つねに自分に投げかけているからだ。その結果、自分で自分に限界を作ってしまっている。
先ほどの話に戻るけれど「ブログが毎日続いている」という事実は、私にとって大きな自信になった。そして「飽きっぽい性格だ」というフィルターを外してみた。世界は大きく広がり、できることが何倍にも増えた。なにかをするときに無意識にブレーキをかけることがなくなったのだ。取り組むものが増えたら、ゴールも得られるものも増える。
続ける自分になるために、最初に使いたい呪文を発掘できたのは、これがきっかけだった。新しいことをはじめるとき、ブレーキをかけずにすむ魔法。
「『どうせ』ではなく、『どうしたら?』と考える」
まずはここからはじめてみよう。
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