りんこ737

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  • 読書感想文

  • 割と簡単に世界の料理

    手間をかけずに、手に入る材料で世界の料理を作ります

  • 日日是考日

    社会、仕事、日々の暮らし…。28歳のお勤め研究者の日常と考えのあれこれ。

  • 化学系研究職への道

    化学が好きな人へ。化学で生きていく道を色々紹介します。

最近の記事

働きながら、社会を変える

表題のタイトルの本がある。児童養護施設に暮らす子供たちを支援するNPO法人「Living I Peace」の代表を務める 慎 泰俊さんが書いた本で、普通に親と一緒に暮らせない子供たちの実情と資金面の困難さ、それに対してどう支援するかが書かれている。 なぜこのようなタイトルなのかというと、この団体で働いている方はみんな本業で仕事を持っていて、パートタイマーとして子供達の支援事業を行なっているからだ。活動の人件費がかからないと書いてあったので、ほぼボランティア状態でやっているの

    • 割と簡単にフォー・ガー

      そうめんでも意外と美味しいしそれっぽい。フォー・ガーはベトナムのフォーという米麺の一種である。ガーは鶏のことなので、鶏ベースの米麺ということになる。ベトナム料理はとにかく米をよく使う。フォーもそうだが、生春巻きの皮も米だし、ご飯としてもそのまま食べる。ベトナム食は隣接する華南の米文化の影響を受けて発達したようで、調味料や調理方法もよく似ている。 ベトナム料理で面白いのは、過去にフランスの植民地であったことが影響して、フランス食文化が根付いていることだ。バゲットに肉や野菜を

      • 割と簡単にアドボ

        アドボというのは、フィリピンの肉料理である。酢を主体とした調味料に肉を漬け込んでから煮込む。酢で漬け込むので肉が柔らかくなり、とても美味しい。元々はスペイン料理の「アドバード」という、肉をマリネ液に浸けて焼く料理が起源のようだ。フィリピンは過去にスペインの植民地であったので、この辺が起源になり料理の文化も伝わったようだ。スペインのアドバードに、もともとフィリピンで使われていた調味料や、マレー人の移住によって持ち込まれていた中国などの文化も相まって、現在の料理が完成したようだ。

        • 割と簡単にポップオーバー

          ポップオーバーという菓子がある。シュー生地がマフィンの形してる、みたいなやつだ。それ自体に味はなくて、中が空洞なのでジャムとか卵とかを詰めて食べる。イギリスやアメリカで朝食〜おやつ的な感じで食べられているようだ。 マフィン的なものの中ではめちゃ簡単に作れるので、やってみた。 割と簡単にポップオーバー 所要時間50分(焼き時間含む) 材料 小麦粉 半カップ(約50g) 卵 1コ 牛乳 100ml 塩 ひとつまみ 作り方 1.小麦粉と塩ひとつまみを混ぜる 2.卵をまぜて、

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        記事

          割と簡単にトッポギ

          最近仕事で韓国に行くことが多く、現地のご飯を食べる。韓国料理といえばめちゃくちゃ辛いイメージだが、意外と食べやすいものも多い。例えば、カルグクスという海鮮うどん。貝類やほやなどのだしでうどんを炊いたもので、まったく辛くない。海鮮のだしが本当によく利いていてとてもおいしかった。 https://www.konest.com/contents/gourmet_guide_detail.html?sc=2170 また、有名どころサムゲタンなども全然辛くないので、辛いのが苦手で韓国

          割と簡単にトッポギ

          割と簡単にタイカレー

          最近外国料理にハマっているので、家でも作りたくなった。外国料理は凝り出すと意味不明な材料がわんさか出てくるが、面倒だからと言ってあまりレトルトに頼りすぎるのもアレなので、私は下のルールで作っている。 1.汎用調味料(ガラムマサラ、だしの素とか)は普通に使う。 2.カルディで売ってるものまでは手に入れる、それ以上は代用 今日は、「割と簡単にタイカレー」 所要時間40分 材料(二人分) 玉ねぎ 小1 キャベツ 1/6 ピーマン 3 人参 1/2 パクチー 三束 鶏もも肉 1

          割と簡単にタイカレー

          帰省中の読書

          新幹線、混んでるなぁ。 年末はこんなに混んでるのか。 名古屋に向かいながら、やくしまるえつこの歌を聴き、こだまさんの、「ここはおしまいの地」を読んでいる。 この本はすごい。すごい大変なことや悲しいことや心が痛むことが面白おかしく書いてあるので新幹線に乗りながら突然泣いたり突然笑ったりしている。頭おかしいやつだと思われているだろうな。 しかし病気や家族が側から見たら絶望的な状況を、よくこんなに面白い言葉でかけるな。そのセンスの良さに脱帽する。それに一つ一つのエピソードの描

          帰省中の読書

          通勤の服

          毎日会社に来て行く服にまよう。わたしの会社は製造業なので、制服は作業着だ。それゆえ、いくら可愛い服を着ていっても、会社に着いた途端にもっさりした薄みどりの作業着に着替えなければならない。 可愛い服を着ていられるのは、行き帰りの道中だけ。これは本当にやる気が失せてしまい、わたしは本当にどうしようもない格好(ジーパンにフリースみたいな)で通勤していた。 しかし、こんな状況でもちゃんと可愛い服を着て来る女子はいるもので、いつもすごいなと思っている。そのような生態の女子は、だいたい

          通勤の服

          悩みに大小はないけど、その悩みは大体死なないし、死にそうでも日本ならなんとかなる

          わたしは幸せである。少なくとも生まれてからご飯に困ったことはないし、暴力を受けたこともないし、帰る家がなかったこともない。 「絶対貧困」という本を読んで、世界には本当に貧しくて大変な思いをしている人がいることを見せつけられた。本の内容は、これらの人々を哀れんでかわいそうがることを推奨しているわけではない。現実として貧困という問題があるけど、その中で逞しく生きる人々がいて、生活があり、恋愛があり、家族があり…という、日常生活を営む様子が描かれている。 彼らと、日本に暮らすわ

          悩みに大小はないけど、その悩みは大体死なないし、死にそうでも日本ならなんとかなる

          会社員であるということ

          会社員のようにどこかに所属しなくても生きていける時代になった。フリーランスや、企業するなど、勇気とやる気と戦略さえあれば、自分のやりたいことを自由に仕事に出来る時代だ。 フリーランスで働くことは自分の名前を売ることで、実務の他にも、どうやって宣伝するかなど色んなことを考えないといけない。とても大変そうだが、出来ている人は本当にすごいと思う。心から尊敬する。 わたしが予想するフリーランスのメリットは、 •自分のやりたいことを自由に仕事にできる •稼いだお金は全て自分に入っ

          会社員であるということ

          ホリエモンになれない人の存在価値

          「バカと付き合うな」を読んだ。ホリエモン氏とキンコン西野氏の共著である。内容は、やりたいことはとにかく実行せよというような、まあそんなに珍しくもない内容だ。著者の二人はとにかく行動力があって、やりたいことをやってしまう。それはすごく面白いと思うし、やりたいという気持ちの強さが一般人とは違うのだろうと思う。普通の人間は、何かやりたいことがあっても、今日はまあいいか、となってしまいなかなか行動しない。この二人は本当にやりたくてどうしようもないからこそ、すぐに行動に移せるのだろう。

          ホリエモンになれない人の存在価値

          勉強という名の逃避

          11/18の知的財産管理技能検定2級を受けた。 試験自体はちゃんと勉強したら受かるレベルで、そんなに難易度は高くない。しかし、それなりに勉強して臨んだ。 ここ最近試験勉強していてずっと思っていたが、語弊を恐れずに言うと試験勉強は「ラク」だ。もちろん、わたしは数学の試験とか苦手で全然できなかったし、全部ラクだとは全く思っていない。しかし、少なくとも出題範囲がわかっていて、知識があれば出来るようなものは、覚えることに重きが置かれる。なんか勉強していれば、やった気になる。 しか

          勉強という名の逃避

          怒りをエネルギーに変える

          普通に生きていると、嫌なこととか辛いこととか、怒りが湧いてくることがたくさんある。もうわたしは、特に怒れることが本当にたくさんある。 どうやったらそんなネガティブな気持ちをコントロールして、前向きになれるのだろうか。 その方法の一つに人生に目標を持つことがあると思っている。それも、人の挙動に依存しない、自分でなんとかできる目標だ。 わたしの目標は、自分の専門職以外に稼げる柱を持つことだ。今の仕事は楽しいし、やりたいこともたくさんある。でも、わたしは元々文章や絵を描くこと

          怒りをエネルギーに変える

          理系職場あるある〜女子社員目線〜

          わたしの職場には男の人が多い。 わたしが所属する部署は、9.5割男だ。 これにはいいところがある。女の多い職場にはあると聞く陰湿ないじめや嫉妬はないし、変に気を使うこともないのでとっても楽ちん。でも、最近、ちょっと寂しく思うことが増えてきた。 とにかく男同士の絆が深いのである!飲み会など自由な場で特に感じるのだが、クラスでバカ騒ぎをしている男子の謎の連帯感…みたいな、男だけの世界を醸してくる。そして翌日には、秘め事を共有しているもの同士が醸し出す、少しの罪悪感を孕んだような

          理系職場あるある〜女子社員目線〜