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知的固定でも進路は狭まらない?!大事なのは「どこに在籍するか」ではなく「どんな学校生活を送るか」【自閉症・ADHD子育て】

小学5年生の息子。中学をどこにするか本格的に考えていく時期となりました。

昨日、就学相談を受けてきた、とつぶやきましたが、今回聞いた話では前に聞いてた話と違う!と若干混乱してます。


中学も支援級でと思ってはいるのですが、情緒固定か知的固定か迷っている、と前に記事に書きました。

うちの自治体では中学には情緒固定級と知的固定級があるのですが(小学校は知的のみ)、この二つには大きな違いがあり、

情緒固定級は学習指導要領に沿った教育が受けられるのでテストもあり、内申も出る。
知的固定級は小学校のそれと同じで学習指導要領には沿わず、本人に合わせた学習過程で学ぶため内申がつかない。だから全日制の高校への受験ができない。

また、知的固定級からは多くの子が特別支援学校の高等部や職業訓練校へ進学するのですが、療育手帳を持っていないと特別支援学校高等部と職業訓練校への進学もできない。


と聞いていたので、

うちは療育手帳は取れないボーダーだから知的固定級だとその後選べる進路がめっちゃ狭まる!!→なら中学は情緒で!と思っていました。

それが、今回聞いた話では、

知的固定級でも
「全日制高校を受験できる」
「手帳がなくても特別支援学校や職業訓練校を受験できる」
ですって。

えー!!?
内申出ないのに受けられるということがどういうことか調べてもよくわからず…。
「支援級在籍」と記載された評価内容が受験する高校に提出されるみたいなことを確か言われたのですがよくわからずすみません…。

とにかく受けられるらしいです。

支援学校も手帳がなく受けられるとは…

それなら全然話が違うじゃないか!


とはいえ知的固定にいったとしたらそれまで学校で勉強していないのにみんなと同じように受験すること、さらにそのあと高校の勉強についていくこと、少人数ではなくなった高校生活を送ることは相当大変であることは想像できます。


でもそれは「知的固定級に行ったからそうなる」というわけではなく、


情緒固定にいくとすると、今支援級では勉強していない理科社会+国数も追いついていないので、家や塾などで個別に勉強して追いつかせなくてはいけません。
また、学習指導要領を網羅するということは国数英理社の5教科はもちろん、息子の苦手な実技4教科ももれなくやるということ…。

これも息子にとっては相当負担なはず。


要は、子どもがどれだけ学ぶ意欲と能力があるか、どこだったら伸ばしていけるか、なのですよね。


そもそもどんな子どもにとっても、「高校にいくこと」はゴールではなく、その先自立して生活していけることがゴールだと思います。

途中どんな道を通っても、最終的に幸せに暮らしていくことができるならどの道を選んでもきっと後悔はない。

今わたしたち親が考えなければいけないのは、息子が自分らしく笑顔で学校生活を送れるところはどこか、ということです。


これからまた発達検査を受けてそれを見ての医師の診断や今の小学校の先生の感触、中学校を見学したときの様子などを踏まえて判断していきますが、

「息子が自分らしく笑顔で学校生活を送れる」ということを一番に考えて進路を選びたいと思います。


一人で考えていてもモヤモヤしてしまう方、夢に向かって行動したい方、子育てについて誰かに聞いてみたい方、うちの子は発達がゆっくりかなと悩まれている方、一緒にお話ししませんか。

自閉症スペクトラム・ADHDの小学5年男児の子育てしています。小学校支援員、発達サポーター、コーチングプレイス認定コーチです。

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