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東京都美術館に行ってきた話

こんばんは。今回はお仕事以外の投稿です。

休みの日にたまに美術館に行って、西洋画を見るのがマイブームです。

美術館には、何億もの価値がある絵画があり、数千円でその作品を見ることができます。私は美術館運営に詳しい訳ではありません。きっとたくさんの人が数千円のお金を出して見に来て、何らかのインスピレーションを抱いて帰って行くことで、その価値が形成されて行くのでしょう。

今回は印象派の展示でした。クロード・モネが有名な印象派です。私は別に美術品の知識があるわけでは無いので、印象派が何なのかはわかりません(笑)

わからないなりに引き込まれて、わからないなりに鑑賞して楽しんでいます。

トマス・コール作
アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊
1837年

今回私が1番惹かれた作品です。順路のトップバッターに展示されていて、かなりの時間作品の前で見入っていました。

西洋画の個人的な楽しみの一つが、海外旅行に来た気分になることです。額縁をホテルの窓や列車の車窓に置き換えて見ると、目の前の絵画の向こうに本物の世界が広がっている様に思えます。

大きい作品は、絵の中央やメインの部分をボーっと見ていると途中から額縁がなくなり、作品が描かれた時代にタイムスリップしている様な感覚になります。

流行が生まれ、廃れ、すぐに新しいものにリプレイスされる現代に生きていると、何年何十年と世の中に浸透して一つの文化を形成していたもののパワーを感じます。

この作品のパワーと、たくさんの人の美的興味の集まった価値のパワーを浴びるために、これからも定期的にお邪魔しようと思います。

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