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【アウトプット】内向的な人のための自分との向き合い方がわかるコミックエッセイ


ノガミ陽さんのコミックエッセイ
『自分へのダメ出しはもうやめた。自己否定の沼から脱出したわたしのカウンセリング日記』
を見かけて、これは自分の足しになりそうだと思い購入してみました。

自己否定が強くネガティブで凹みがちな私にとってとても共感ができる内容でした。


作者は会社で働きつつ漫画を描いていましたが、漫画を描いている友人がデビューしたことに対し、心から祝福できていないことに自己嫌悪に陥ります。
会社でも一生懸命働いていたはずがキャパシティオーバーでミスをしてしまったり、自分より後に入ってきた子が先に正社員になったことでさらに自己嫌悪が増して精神が弱っていき、会社からは仕事を休むように勧められます。
作者はそこで会社を辞める決断をし、なぜか会社員時代に申し込んでいたカウンセラー養成講座に参加することになり、そこで学んだことを自分自身に試していくことで自分は頑張っていたと認められるようになっていくというストーリーです。



この作品では、作者の体験に基づきどのように自分に向き合っていくかが書かれています。
主にノートに書き出す方法が多いので、内向的な方に向いてると思います。


紹介されていたものの中で3つピックアップしました。

・自分の現状を客観的に見てみること。

・モヤモヤとか不安とか自分が今思っていることを書き出したり、なぜそう思ったのかを質問していき、自分自身を観察する

・心が揺れるのは当たり前だということを理解し、元気な時に自分の取扱説明書を作る


3つ目に関して、作中では以下の2つが紹介されていました。

・メンタルカード(自分のご機嫌を取る方法を書き出す)

・メンタルNGリスト(自分のメンタルを崩す原因になることを書き出す)



作中で気に入った言葉は

・成功も失敗も自分を知るために大事な情報なのかもしれない。

・他人の成功と自分の評価は別。

・結局自分で自分を認めていくしかない

作中で何回も「自分は頑張っていると認めてあげることが大切」というシーンがありました。
私にとっても「自分は頑張ってる」と認めてあげることは難しいことで、きっと息苦しさを感じながら生きている方は多くいると思います。

生きにくさから抜け出すのは一朝一夕では済まないし、自分自身の向き合いたくないことにも向き合う必要が出てくると思います。
けれど、もしあなたが少しでも生きやすくなる方法を知りたい、試してみたいと思っているならば『自分へのダメ出しはもうやめた。自己否定の沼から脱出したわたしのカウンセリング日記』を読んでみてはいかがですか?

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