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暮らしは実験室。

柔らかな光が心地よい朝

2022年6月23日。

長男の誕生日の次の日に始めたインスタグラムが、思いがけずたくさんの方に見てもらえるようになり、一年を待たずして書籍のお話をいただきました。

テーマは「エシカルな暮らし」です。

幼い頃からの夢が「本を書く人になること」だったのですが、まさか本当に叶うとは思ってもいませんでした。

それが43歳で叶うなんて、心からびっくり。

思い返してみれば、私の暮らしのはじまりは、滑り込みの29歳で長男を産んだこと。約2ヶ月後に30歳を迎えます。

それまで、本当に、適当に、のほほんと、生きてきたので、どうやって暮らしが成り立つのかを考えたこともありませんでしたっけ。

朝起きたら、自分のこともそこそこに、誰かの朝食を用意すること。私がご飯を炊かなければ、ご飯は永遠に炊けないこと。私が掃除をしなければ、そこにはずっと埃が舞っていること。私が布団を敷かなければ、誰も布団を敷いてくれないこと。

暮らしは私の実験室

そんな当たり前のことですが、私にはどんな方程式を解くよりも難しかったのです。それくらい「暮らす」ということに手触りを感じたことがなかったのですね。

あれから13年が経ち、そんな私が暮らしのことを発信するようになりました。

「こんな暮らし憧れます」
「私がしたいのはこの暮らしです」

なんて、言っていただくこともしばしば。
いえいえとんでもない。私の暮らしなんて丁寧でも何でもないのですよ!
そんな風に思ってもらえるほどの暮らしはしていないし、今だって常にあっぷあっぷと息継ぎをしながらの綱渡り。

それでも、ほんの少しだけ、地球にも私にもやさしい暮らしを。
これだけは変わらずに、そこにある暮らしの一本の背骨のようなもの。
これがなかったら、真っ直ぐにすっくと立つことができないほど、大切なこと。

けれども私は、環境の専門家ではなくて、日々試行錯誤しながら「あーでもない。こーでもない」と生きているただの人。だからこそ、まいにちの暮らしは実験室で、たくさん失敗すれば、それだけネタができる!と喜んでおります。

そんな暮らしのつれづれや、食べたり、読んだり、掃除をしたりしている私の何でもない日々をここに綴ってゆけたらなぁと思っています。

暮らしのこと、読書のこと、そしてインスタグラムのことなどなど。
有料の記事にすることもありますのでご了承ください。

では、みなさま。
今日もゆるっとエシカルに。



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