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バンコク歩き

はじめに

この稿ではバンコクの風景をいくつか紹介したいと思います。

スクンビット通り

バンコクの都心、スクンビット通りは、BTSという高架を走る電車が通っていて、特徴的な景色になっています。また、その高架は歩道にもなっており、ちょっと高みの見物ができます。

高架と建物の隙間

高架下にはバスも走っています。

バスがやってきた

武漢ウイルス以前、エアコンのないバスが目立っていましたが、現在ではエアコンバスのほうが多い印象です。バンコクの成長は早いです。ものの値段も武漢ウイルス前は割安だったのに、いまでは割安感は、公共交通機関以外ありません。わが国はもっと努力をして経済を活性化させないといけません。

パワースポットとして知られているErawan エラワンの祠も歩道橋から見下ろせます。

Erawan エラワンの祠

タイ人たちは、ここから手を合わせてお祈りしていました。ヒンズー教のブラフマーを祀ったこの祠は、ハイアット建設中に事故が多発したことから、それを鎮静させるために作ったのだそうです。

ブラフマーはヒンズー教のtrimulti三神一体のひとつです。三神一体は、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三柱が単一の神聖な存在から顕現する、それぞれ創造、維持、破壊という別の機能を有する三つの様相であるというヒンズー教の理論です。現代のヒンズー教ではブラフマーは人気のある神格とは言えず、ヴィシュヌやシヴァと比べトリムルティの中での重要性も低いんだそうです。

歩道橋から目を直角に移すと、交通渋滞が見えます。交通渋滞は相変わらずです。

ザ交通渋滞

20分で行ける距離なのに渋滞すると1時間かかります。車は乗るもんじゃないと思いますが、それでも車で動きたい人はいるのです。

上から見るとスクンビット通りの状況が手にとるようにわかります。

SiamからChitlomを望む

そして巨大なショッピングモール。

大き過ぎて見るのが面倒になるモール

スクンビット通りには大きなモールが何軒もあります。暑いので涼むのにちょうど良い場所ですが、こんなにたくさんあって採算とれるのでしょうか。

チャオプラヤー川と交通

チャオプラヤーはバンコクを流れる有名な大河です。大小さまざまな船が行き来する交通路で、バンコクを代表する景色をうつしだします。
ここにも大きなショッピングモールIconSiamがあります。

IconSiamから望む

IconSiamの半分は高島屋です。またレストランフロアには日本のチェーン店がたくさんあります。他のショッピングモールも同様ですが、日本のチェーン店はどこにでもあります。しかし、残念なことに、そんなに人気ではないようです。どこいってもがらがら。淘汰されてしまうのでしょうか。

船が行き来するチャオプラヤー川

IconSiamの六階は、屋外レストランになっており、チャオプラヤー川を眺めながらビールが飲めます。冷房はないので暑いですが、天気のいい日は気持ちがよいです。クレジットカードは一定額以上じゃないと使えないので、現金ももってゆきましょう。

チャオプラヤー川の船はバスみたいな感じで乗れます。観光スポットは川の沿岸に点在しているので、遊びでバンコクにいったときには、利用価値は高いと思います。

IconSiamにいくには二両編成の自動運転の電車に乗ります。

ゆりかもめのような路線
がらんとした車内

バンコクは自動運転電車に加えて、トランスジャカルタのようなバス専用路線BRTもできていました。交通渋滞解消の一手段なのだと思います。

トランスジャカルタのようなバス専用路線BRT

筆者は顧客先に行くときに、偶然見つけ、10-15分歩かないといけなかったところを数分バスにのって、数分歩く、で済みました。暑かったので、助かりました。

(Aug/2023)


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