初めて綴ります。

はじめまして。私はとある場所で美容師をしている20代の女子です。

曲がったことが嫌いで、決めたことには妥協したくない、やるからには1番をと、負けず嫌いなところがあります。

そして、周りの人が困っていたり、弱っている人を放っておけない　何とかしても助けたくなってしまう性分もあります。
こんなの綺麗事を言っているようにしか思わないかもしれないけれど、私の母がその通りの人でした。

私は４人兄弟の3番目に産まれ、上を見て育ち、兄弟も多い分、父と母はとても苦労していたのが幼いながらに覚えています。

決して裕福ではなかったけど、私たち子どもたちにはご飯も学校に必要なものも、たまの家族旅行にお小遣いだって毎月、困らないようにいつだって私たちを楽しませてくれていたよね。

小学生低学年の時のクリスマス、みんなゲームだったりキラキラした女の子おもちゃをもらってる中、パジャマのプレゼントだった。欲しいものじゃなくて何でパジャマなの〜なんて、朝不機嫌に駄々こねたりしたのも、今考えたら、きっと色々苦しい中、もしかしたらプレゼントを買うお金もなかったかもしれない。なのに毎年プレゼントをみんなに用意してくれていて…本当にありがとう。とそんな感謝の気持ちでいっぱいです…

いつだって、一つのことに真っ直ぐで真面目で、地道に努力するお父さん。口数は少なく不器用だけれど、何より愛情深く、大人になった今もこれもあれもと沢山すぎるくらいにご飯だったり、大丈夫だか？と心配してくれる。
学生の時は沢山反抗したし、きっと色々傷つけるようなことを言ってしまって本当にごめんね。
社会人になって、離れてからようやく、父の偉大さを知りました。本当に本当に‥一生叶わない存在。
大人になってから、ビールも飲めるようになって実家へ帰った時に交わすお酒の時間が大好きなんです。また落ち着いたら帰ろう

そして、お母さん。自分のことはいつだって犠牲にしながら、沢山したいこともできず、私たち子ども達の為にずっときっと我慢してきたお母さん。
道に落ちているゴミは絶対拾う。雨が降っていて傘を持たず濡れてる人が居たら車を止めてでも、傘を渡しに行く。何か悪い事があってこんな事があってさ〜って話した時には、きっと神様はあなたがこの試練を乗り越えられる人だから与えたんだよって。だからねあなたはできる。大丈夫だよって。いつもポジティブに励ましてくれる。
いつだって、すごいじゃん頑張ったね！って褒めてくれる。小さい時からお母さんに褒めてもらうのがすっごく好きだったなあ。だからね、頑張っていたのもあるのかもしれないな。

真っ直ぐ過ぎるくらいの父と、優しさで溢れた母。

私は本当にふたりの子で産まれて幸せなんだ。

今、年齢を重ねていくたび、環境も変化しながら悩みだったり苦しみだったり、人間関係だったり、日々沢山感じているけれど、、こうやって思い出す度、頑張ろうと思えるんだ。
今はまだ未熟で、何もできていない自分が悔しいけれど、沢山美味しいもの食べさせてあげたいし、旅行だってプレゼントしたい。2人には早く恩返しができるように一人前になって頑張るから！待っててね。

考え過ぎちゃって、涙止まらなくなる夜も、失敗してもう全て嫌になることも、何となく気分が落ちている日も、毎日がハッピーではないけれど、一歩ずつ前を向いて進んでいきたい。

何を言いたいのか、伝えたいのか分からなくなってしまったけれど、もがきながら懸命に頑張りたいと思う今の想いでした。

溢れる想い、自分の正直な気持ち、これから綴れたらと思います。

皆さまに幸が訪れますように。