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外国人専門の家賃保証会社って?

今回は、タイトル通り、外国人専門の家賃保証会社とは何か?私が働く会社はどんな会社か?という問いに焦点をあてていきましょう!

少し前までの日本では、部屋を借りる際に連帯保証人を立てることが一般的でしたが、今では連帯保証人の代わりに、保証会社を使う事が一般的になってきています。

そこで、、、

家賃保証会社とは何か?

入居者が何かしらの事情により家賃を払う事ができないときに入居者に代わってに家賃を立て替え払いするのが、私たち家賃保証会社の役目です。

連帯保証人と同じ役割と言っていいと思います!

私が外国人専門仲介で仕事をしていた時には、

”連帯保証人がいないから部屋を借りられなかった。。。泣””

という外国籍のお客様からの問い合わせをたくさん受けました。

保証会社の利用が多い現代ですが、まだまだ日本の今のシステムでは外国人にとってハードルの高いことは事実です。。。

そんなお客様の力になりたい、日本に来てよかったと思ってもらうために、私が働く会社の従業員は毎日頑張っています。

入居者にとってのメリット

連帯保証人となってくれる親族がいない場合、私たちが連帯保証人の代わりとなります。
特に外国籍の方は、連帯保証人を立てることが難しいので、保証会社を使ってもらうことで、管理会社も入居者の方も安心してお部屋を借りられます。

料金は?

入居を決め申し込みをした時と、一年ごとの更新時に保証利用料を支払っていただいています。

申込時の初回保証料では家賃に応じた保証料が決まります。

この割合や、更新の期間は、会社によってさまざまですが、私の働く会社ではだいたいこんな感じ。

・ 初回保証料 家賃の50%〜100%
・ 更新料(1年ごと、または月払い) 年間10000円/月1200円

審査があります

残念ながら、誰でも構わず家賃保証サービスを受けられるわけではありません。

まず、外国人のお客様を審査する際に必要な書類があります。

・氏名、現住所、連絡先、生年月日、国籍、勤務先、年収
・ 身分証(在留カードの裏表コピー、パスポートの顔写真ページ、在留資格認定証明書)
・雇用契約書
・直近3か月分の給与明細
・保険証
・国内緊急連絡先
・母国家族連絡先
・学生証または入学許可証(学生の場合)

日本人向けの保証会社との違いは、身分証の種類の多さ国内・海外の緊急連絡先が必要なことでしょうか?

上記すべての情報を漏れなくいただいて、やっと審査が始められます。

細かい説明は省きますが、会社の審査チームがお客様やご家族に連絡をし、本人確認ができたところで審査完了!

私たちの会社では、保証利用のために連帯保証人を立てる必要はありません!

そして、保証会社の審査が終わると、管理会社またはオーナーの審査が始まります。

学生以外の方でお仕事のない方は、残念ですが審査が下りるケースはほぼありません。

日本に来たばかりで、お仕事もきまらず住む場所がなくなってしまう、、、という方を接客をしていた私自身も、サポートすることができずとても悲しい思いをした経験がいくつかあります。

この経験も後々紹介していきたいと思います。

初期費用について

私たちは、海外から日本に来る予定の、まだ日本にいないお客様の賃貸仲介サービスや、家賃保証を行っています。

そのため、日本の家賃相場や、敷金礼金などの日本特有のルールを知らない方がほとんどです

私たちは、日本の基本的な賃貸のルールを説明しつつ、初期費用の見積もりをだしますが、お客様は、高い!!!とびっくりしています。。

私は接客の際にはいつも、家賃の4-6倍の金額が初期費用としてかかると説明していました。外国人の方の初期費用は日本人に比べて高くなりがちです。

多くの管理会社は初月分と次の月の家賃を初期費用として請求、保証料が少し高い、ということが大きな理由になると私は考えています。

次の月の家賃も請求される要因として、海外からダイレクトに申し込む方は日本の口座を持っていないので、滞納リスクを回避するためですが、私は日本にきて初めの1か月はバタバタと忙しくなることが予想されるので、振り込みなどのなれない手続きをできるだけ避けるためでもあると考えていました。(私もアメリカで働いていたときには、ソーシャルセキュリティーナンバーの取得や口座開設など難しい手続きに追われてとてもバタつきました)

私が賃貸仲介で心がけていたサービス

自分も海外で生活した経験があることもあり、日本と外国のルールは全く違います。

日本のルールになじみのない中、日本に来ることを決めて、私たちに問い合わせをしてくれたお客様には、日本のルールを説明し、納得したうえで入居してもらうことを目標にしていました。

特に自分の経験に沿っていくと、アメリカのお客様とはスムーズにコミュニケーションをとることができ、お互い気持ちのいい接客・営業ができていました。

部署移動した今でも、リピーターのお客様から連絡をいただいたり、友達になって入居後の今でも仲のいいお客様もいます。

ただお金のために仕事をするのではなく、自分も楽しめる環境に感謝しています^^

今日はここまで!外国人専門の家賃保証会社について少しでも理解していただけたら嬉しいです。

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