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楽に勝てる勝負ばかりしていても ファンは増えない。

薄利多売、低価格。個人店がこれの追求をすることがそろそろ限界なのは、みんな商売をやっている人は気付いてきてる。


じゃあどうすればいいのか?それは個人店にしかできない戦い方で、独自のポジションを確立していくしかない。そうある意味ブランド化していく。自分のお店を、近くに住む方にとって特別な存在へと昇華させる。こういう取り組みをしていかなくてはならない。


今日はこのことについてアウトプットしていきたい。ブランドってそもそも何か?まず定義すると、


ブランド=ファンがいる状態



ファンがいるから、新しい挑戦ができるし、時代が変化してもその影響を受けにくいお店と言える。


ファンということは、その商品の物質的な価値ではなく、「思想」「信念」の部分にも共感してくれている人たち。だから自分さえ、ぶれなければ圧倒的に心強い味方になってくれる。だから今後は、経営者の信念、世界観だったりといった人の「本質」の部分が、ますます求められるようになってくるよね。というのが今の時代の方向性だと僕は思っている。



じゃあ、ファンが多い人の特徴はどんな人?というと、


「ハードル高いことに挑戦している人」

「いつも目標を掲げていて、それを応援したくなる人」



ということが一つあげられると思う。いつも変化することに挑戦せずに、自分の利益があればそれを根こそぎ持っていくような人は、みていても面白くない。だからもファンは増えない。



例えばワンピースでも、ルフィが毎回、


「こいつは強すぎる!勝つの無理でしょ・・・」


という敵に果敢に挑んでいく姿だったり、窮地に追いやられてハラハラして、応援したくなるから面白い。作者の尾田先生は、その上げ下げが絶妙で天才としか言いようがない。

実際、ルフィたちが、毎回、楽勝だったらあんなにファンはいないと思う。個人店がファンを増やしていくには、そこが肝だと僕は思っている。


だから僕たち商売をやっている人も、「高い目標」や「理想の店」に挑戦している姿を発信していくべきだ。もっとこうしたい。ああしたしたいというのを発信していく。それで、時には打ちのめされることもあり、悩んではまた、果敢に挑んでいくところを隠さずに見せていくことでファンが増えていくのではないだろうか。


人の心理とは、そういう人や店を応援したくなり、またそういうところの料理を食べたいと思うものだ。それに、そうやって活動する姿を通して、料理だけではなく、「元気」や「勇気」「明日への活力」のような精神的なものも一緒に提供できれば最高だ。もうそうなったら、あなたのお店は他のお店とはまったく別の存在になっているだろう。でも、この切り口は、大手の会社にはできないことだし、個人店ならではのやり方なのかと思っている。



ということでまとめると



自分が「オエぇ」っとくるくらい。現状からしたら、ハードルの高いことを果敢にやっていこう。それでそこから生まれるものをどんどん発信していくとなにかが起こると思った。という今日のアウトプットでした。


最後まで読んでくれた方ありがとうございました。


※店の外観。テントを白に塗りました。

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