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寝た子を起こすな!が生み出した社会を生きて

性被害に対して、被害者に寄り添う発言をしながらも、逆に被害者の心情を逆撫でするような発言ってあると思うんですけど、当人に責任が無かったのか?とか、謝ってるんだから許してやれよとかね。警察ですら言いますからね。

やっぱり性教育が根付いていないというか、下地すらないのが問題かなって。

私なんか性教育の時間は、運動場で体育だったし。なんなら、身体の機能について学ぶ時間だと思ってたから、男子には関係ない時間だと思ってたからね。そもそも、男子は入れなかったから、知りようもないですよ。

そんな感じで目隠しされて大人になって、性教育を理解した大人になれるとでも?無理ですよ。それを教えてこなかった大人たちが、私たち大人を育てたんですから。自発的に学ばない限り、それを学んだ女性と肩を並べることはできませんよね。

ただでさえ余裕ない世の中で、仕事と生活と心の支えであるちょっとした娯楽や趣味以外に、新たに何かを学びたい成長したいなんて人はそんなに多くないでしょうから。これが寝た子を起こすな!を実践した結果なんじゃないんですか?と。だからこそ、教育の機会は大事なのでは?

教育の機会を与えられず知識を奪われ、選択肢を奪われるのは、被害者だけではなく、加害者もなんだと思います。
なぜそれが良いのか悪いのか、分からないのだと思います。

こういう社会のままだと被害者にとっても、加害者にとっても、良くないので、性教育を子どもにも大人にも触れて学ぶ機会を充実させてほしいし、以上で述べたように下地の乏しい私の口からは語れないけど、誰か専門的に携われている方の力を借りて作りたいですね。

河上リサのホームページ

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