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“It is such a sadness that you think you've seen a film on your #@&%ing telephone.”


いやしかし、仕事も含むとはいえ、映画三昧ってのはいいですねえ。
しかも映画館で励まされてるってんならなおのこと素晴らしい。
一方僕の場合は、ここんとこ映画館に行くということが出来てないんで、単純に羨ましくもあります。

映画そのものはBlu-rayやDVD、今なら配信で観るってこともできますけど(とか言いつつ、ウチはまだ配信には手を出してませんが。笑)、やっぱり映画館の雰囲気ってのは違いますわな。気分が上がりますもの。
映画館の雰囲気つっても、場内の広さ(或いは狭さかも)や暗さ、音響、そしてもちろん眼前に広がるスクリーンに包まれる感覚などなど、どれをとってもワクワクするもんです。

シネマテークの劇場インフォメーションの話、かなり興味深いですねー。
『東京暮色』に『花様年華』の映像を使うってのが、粋じゃないですか。
きっとスタッフが過去の名作を思い出しながら、「マスクつけた映像なかったっけ?」とか、「We missed youの台詞に合う映像って何がある?」とか話し合ったりしたんでしょうねえ。実にシネマテークらしい!なんて思いました。
まぁシネマテークはもちろん、京橋のフィルムセンターにも行ったことないんですが。笑

で、シネマテークで売ってるっていうリンチのトートバッグが気になったんで、サイトを見てみました。
バッグに書かれているリンチの言葉に爆笑しましたよ。
$600で年間パスも売ってるんですね。サイトの該当ページを開いたらこれまた爆笑でした。
スタッフ気が利いてるなー。笑

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それから別の映画館では、始まる前に♫売店でポップコーンを♪のCMを流してるんですと!?
確か僕が編集したあの映像は1950年代のものだったはずで、それが未だに現役で使われてるってのは凄いですねえ。

80年代終わり頃、僕が初めて東京に行ったとき、シネマライズ(だったと思う)に映画を見に行ったんですが、始まる前にラブホテルのCMが流れて度肝を抜かれた記憶があります。場所柄なんでしょうか。それとも初めての東京で浮かれてて夢でも見たのかもしれません。
「婚約指輪は給料3ヶ月分」なんてCMは昔よく映画館で見たように思いますが、最近はどんなCMやってたかなあ。
あ、あと、テケツのとこに上映時間が書いてるのは沖縄でももちろん普通でしたが、予告編の時間まで書いてあるところもあって、へぇ~と感心した記憶も。
いかんいかん、どうでもいい記憶の蓋が開いてしまいました。

首里劇場でジョー・ダンテ作品の上映ってのも面白そうですが、なんと2017年には本場シネマテーク・フランセーズでジョー・ダンテレトロスペクティブが1ヶ月間に渡って行われたらしいですよ!
劇場作品はもちろん、テレビ作品まで含めて全32本を上映って、個人的には夢のような企画ですが、フランセーズのスタッフはどうかしてるんでしょうか?
前の手紙に書いた、「読めもしない分厚い洋書」ってのは実はジョー・ダンテの研究本でして、スペインで出版されたんですよ。
他にドイツやイタリアあたりでも本が出てるようですし、何でアメリカよりもヨーロッパの方で人気があるんでしょうね。謎です。

たぶん、『ラスト・ショー』を見終わって気分がいい時だろうに、おかしな内容の手紙になってしまってすみません。

沖縄より、ヨシミでした。
ではまた。
2022/01/27

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