胚移植失敗、振り返りと次のステップ
クリニックBでできた正常胚を移植したのはいいものの、2週間足らずで生理がきてしまった。
凍結してたもうひとつの胚はPGT-AのためクリニックGに移動済み、こちらとの関係は終了、と思いきや、クリニックBから得られるもの、まだあるじゃないですか。
主治医と最後の問診
何がうまくいかなかったのか、周期を振り返って反省点はないかをお世話になっていた主治医から聞いてみたいとオンライン問診をお願いしました。
先生は
「子宮内膜の状態はすごく良かった」
「正常胚で、受け入れ側も万全だったとしても、ダメなことはある」
「本当にうまくいくように願っていたのよ」
とまあ想定内のコメントしかもらえませんでした。具体的に何がダメだったかのフィードバックはなく、クリニックに落ち度があった、手を尽くしていなかった的なことも当然言われませんでしたが、先生の言うとおりだったかもしれません。
人事を尽くして天命を待っても、結果が出ないこともある。
もともと先生が推奨していたEndometrio(EMMA、ERA、ALICE ー1周期無駄になるうえ、検査周期も移植周期両方とも同じ方法でやらないと意味がないので、ホルモン補充じゃないとなかなかできないそう)をしていれば結果が変わっていたかもしれない、と思ってたかもしれません。
だとしても、高額サービスだし、そこは口には出しませんでしたね。
でも、今後も頑張って、この先うまくいったら教えてねと、ポジティブなトーンで終わりました。
転院先と今後の相談
実は、陰性とわかって最初に連絡したのは転院先でした。
次の移植に向けて検査できることがないかとクリニックGに打診すると、ドクターと話さないことには先に進めないとのことで、急遽院長先生とのオンライン問診予約をとってもらいました。
まず、なぜ妊娠しなかったのかについては、こちらの先生は担当してないし、ホルモン補充じゃないので変動要素がありすぎてコメントできないとのこと。まあ当然です。
移植前の検査について、クリニックBでの主治医から薦められていたのは
- Endometrio
- uNK細胞検査
でしたが、こちらの院長先生は「どちらもあまり意味が無い」との意見で、何かするとしたら子宮鏡検査くらいだとか。
前にクリニックBに聞いたときは「必要ない」と言われていた検査ですが、着床不全を経験したいま、やっと正当化されたということか。
ありがたいことに、院長先生との話は生理が来てしまってから1週間でできたうえ、一番早くてそれから2週間後に検査と、トントン拍子に事が運びました。
これで何も見つからなければ、直後の周期で移植も可能です。
43歳も半分をまわり、移植失敗のショックからゆっくり立ち直っている時間はない。
もちろん、まだ後に正常胚2+1が控えているからこその強気もあったと思います。
こういう事態に備えてに、移植に進む前に3回続けて「全凍結」の採卵をしたのですから。
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