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片膝立ちの運動療法の使い方

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今回のテーマは「片膝立ち(ハーフニーリング)の運動療法の使い方」になります。
こちらの記事を最後まで読むと

・片膝立ちの特徴を理解できる
・評価から運動療法まで使うことができる
・股関節や体幹への運動療法に応用できる

今回は「片膝立ち(ハーフニーリング)」について共有していきます。

運動療法で片膝立ちを使用できるとバリエーションが増えて、段階的なエクササイズを展開することができます。

片膝立ち自体は発達運動学の中でも月齢8ヶ月〜10ヶ月に一致するとされています。臥位姿勢から四つ這い、3点支持、片膝立ち、立位というように徐々に支持基底面が変化していき、重心位置も高くなっていきます。姿勢の変化の結果、歩行ができるようになっていきます。

いきなり臥位姿勢の運動療法から立位姿勢の運動療法では、支持基底面や重心の変化が大きいため、間に片膝立ちにおける運動療法を入れることで難易度も調整しやすいです。

片膝立ちの特徴と使用方法を理解して応用していきましょう。

では始めていきます!



片膝立ち(ハーフニーリング)とは?

片膝立ちはハーフニーリングといい、上記のような姿勢になります。

若年者だけではなく、高齢者にも術後の患者にも提供できる姿勢であり、知っておくだけでバリエーションを増やすことができます。


姿勢の特性

ハーフニーリングの特性は

足関節の影響を少なくできる
姿勢制御系の足関節戦略と股関節戦略のうち、股関節戦略を優先的に使うことができる

バランスexとして使える
臥位姿勢よりも支持基底面が狭くなり、重心位置も高くなり、バランスexとし使うことができる

回旋exを導入しやすい
片脚かつ非対称性の姿勢であるため、回旋エクササイズを取り入れやすい

上記のように考えることができます。

ではもっと片膝立ちについて理解を深めていき、なぜ使うのかを共有していきます。


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