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コンサートホールで録音&撮影の体験会を行いました

白金ピアノスタジオの課外活動として、コンサートホールを借りて、録音&撮影の体験会を行いました。

いつもはピアノの録音が多い私ですが、せっかくのホールなので、社会人の方や学生さんにお声掛けして、ピアノだけでなく、室内楽、ブラスアンサンブルの収録もしました。弦楽器や管楽器の音を録音するとワクワクします。

良い緊張感を味わおう!

プロの演奏家じゃなくても、発表会などでステージに立つ機会のある方はおられると思いますが、「録音」と「撮影」はまた違った緊張感があるものです。

お客さんはいないので、ホールの空間や響きは独占状態。弾いたテイクをOKにするかNGにするかは、自分が納得できるかという己との戦いです。

コンサートを収録して作品化したい、ホールを使ってレコーディングしたい、プロモーション用のミュージックビデオを作りたい、気合い入れてYouTube動画を撮りたい。そんなときには気軽にご相談ください。コンクール審査用の撮影も毎年させていただいております。
※発表会のDVD撮影はお受けしておりません

ピアノとバイオリンとチェロのトリオ

こちらは社会人の方の室内楽です。ピアノとバイオリンとチェロのトリオ。グリンカ「3つのロシアの歌」。

ロシアの哀愁あるメロディが素敵です。

金管アンサンブル

WAO亭 Studio さんにご協力いただき、学生さんによる金管五重奏を収録しました。広瀬勇人作曲「コッツウォルズの風景」。はつらつとした演奏に若さのパワーを感じました♪

この作品は、作曲者がイギリスのロンドン郊外にあるコッツウォルズ地方を訪れた際の印象を描いたもので、2009年に初演され、後に様々な楽器で演奏できるよう、フレキシブル・アンサンブルのために書き直された作品。

Brain Music楽曲解説より

もう1曲はクリス・ヘイゼル作曲「Three Brass Cats」。複雑なコンビネーションから目が離せません。

イギリスの作曲家クリス・ヘイゼル(Chris Hazell、1948年2月18日 - )が、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの委嘱により、自身の飼い猫を題材とし3楽章の曲。金管奏者に最も親しまれた作品の一つ。

Brain Music楽曲解説より

ピアノソロ

ブラームスのピアノソナタ 第1番 第1楽章,Op.1。

ピアノはBosendorfer Model.225、ベーゼンドルファーのセミコンです。

機材紹介

ホールでの撮影&録音の際には、ホール備え付けの機材を使用せず、すべての機材を持ち込んでいます。

録音用のマイク
カメラはミラーレス一眼系
舞台裏に設営された録音&撮影機材一式
映像レコーダー&コンバーター類
演奏中は音が出せないのでヘッドフォンでモニターする
いつもお世話になっているWAO亭 Studioの田中さん

おまけ「ステレオマイク定規」


最近Xでバズったステレオマイクセッティング用の定規。

マイクの幅と角度をこの定規に合わせセッティングすると規定通りのセッティングにすることができます。
「NOS方式」でセッティングしてみたところ。頭で思っている以上に開くんだな。

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