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雪が舞う紅茶/思い出を楽しむためのお土産に

北海道大学ではオリジナルの紅茶を販売している。2022年に出した、学生とルピシアのコラボ企画での商品だ。

フレーバードティーの方には金平糖とアラザンが入っていて、見た目がかわいらしい。これ、水出しではなくちゃんとお湯で淹れると、アラザンが溶けて銀色のキラキラがお茶の中を舞ってとってもきれいなのだ。透明なティーポットを選んで、お茶っ葉の見た目のかわいさを楽しみ、白いティーカップに注いでキラキラを楽しんで飲んでいる。

パッケージのイラストが雪景色なので、紅茶は雪をイメージしているのだろうと思う。金平糖やアラザンのおかげでお砂糖を入れなくてもほんのりと甘い紅茶。ミルクティーもおすすめとのこと。ミルクが入って柔らかい色になった紅茶がきらきらと光るところを想像する。ただ雪が積もった景色ではなくて、春まで溶けない真っ白な世界にまた新しく雪が降っていく、そんなイメージなのだろうか。2月のさっぽろ雪まつりの時期はこんなかんじかなぁと思う。

もう1種類あって、緑色のパッケージのオリジナルブレンドティーもある。ポプラ並木イメージとのことで、お茶っ葉に黄色の花がポンポンと入っている。ふわふわ舞うポプラの白い綿毛のイメージなのだろうか。こちらはすっきりした味だ。これを飲むと6月の北大では大学祭の時期を思い出す。外での活動にはぴったりの時期で、散歩行こうかなとか、外への欲求が生まれる頃だ。

飲むと北大を思い出す紅茶である。私は、この紅茶は思い出とか物語を楽しむためのものだと思っている。

この紅茶は北海道大学内のお土産屋限定の販売とのこと。正門横にあるインフォメーションセンターエルムの森ショップに並んでいる。

ルピシアで考えると高級ライン(コラボ製品としては普通の価格だが)な値段なのと、葉っぱなのでちょっとハードルが高いものだったが、最近ティーバッグタイプとさらにそれのばら売りも販売されたので、手が出しやすくなった。

本州の北海道のアンテナショップでは手に入らないと思うので、友人へのお土産のお菓子に添えてもいいと思う。北海道大学の正門、お土産屋は札幌駅から一番近い位置にあるので、旅行者も足は伸ばしやすいはずだ。


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