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七分咲き

Chira
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七分咲き
作詞・作曲;Chira 編曲;ジュンペイ

風が吹くから鳥が飛べるのか 鳥が飛ぶから風が吹くのか
花が咲くから蜂が踊るのか 蜂が踊るから花が咲くのか
完璧になりたがるものなんて この世界で僕らくらいのものさ
We don't have to be perfect You don't have to be perfect

満開の桜の涙が 君には見えているのだろうか
あとは散るだけの運命だから 美しく見えるのだろう
いずれ散るなら散らぬ今がいい 七分咲きの今がいい
だからこそ僕は歌うのさ 足りないくらいがちょうどいいんだと
We don't have to be perfect You don't have to be perfect

何か一つ欠けてるのだけど 探し当ててはいけない気がした 
それを僕らは愛とよんでいる 足りないことに足るを知ることを
色褪せないものなんてないから 一日一日を丁寧に生きる
だからこそ僕は歌うのさ 完璧とは終わることだと
We don't have to be perfect You don't have to be perfect
Everybody doesn't have to be perfect 
Let me, Let me say I just love you
We don't have to be perfect You don't have to be perfect


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今日、3月20日は春分の日だそうです。
そんな春の良き日にちなみ、インディーズ時代のデビュー曲「七分咲き」をセルフカヴァーしました。

「完璧とは終わることだ、だからその手前がいい」というテーマを桜に託して書きました。
完璧なものって静止してしまっていてつまらないですよね。
身近な例で考えるならば、ジグソーパズルに達成感を感じるのって完成したときじゃないですよね?
最後の1ピースをはめるときには、完成図はもう見えてるわけです。

となると、面白いのは、まだ数枚しかもバラバラにピースが残ってるとき。
この「完成する過程」こそが動きであって、動きこそ面白いものだと。

つまり最後の1ピースをはめて完成させてしまうと、ジグソーパズルは一枚の絵になってしまい、動かなくなってしまうんです。
最後の1ピースをはめることは、ジグソーパズルという生き物を殺して剥製にしてしまう行為なのです。

だから完成する手前がいい、桜で言うなら七分咲きです。

カヴァーにあたっては、keyを少し上げたほか、ピアノとストリングスを入れてロッカバラード風に仕上げました。原曲はアコギの弾き語りです。


何かと生きづらい世の中。完璧でなくてもいいんだ、不完全であるからこそ生き生きするのだというメッセージが少しでも誰かに伝わったら嬉しいです。

※無料でダウンロードできますので、気に入ったらぜひジャンジャン聴いちゃってください!今後の参考のために、感想などコメント欄にお寄せいただけたら幸いです。

ジュンペイ

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