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有限の旅の中で

オライア・マウンテン・ドリーマー という方が書いた詩にこんな言葉がある。

“あなたの職業には興味はない。
知りたいのは、あなたが何に憧れ、それを叶えることを夢見ているかだ。
あなたの年齢には興味はない。
知りたいのは、愛や夢を手に入れるために、人生という冒険のために、馬鹿だと思われても構わないかどうかだ。”

大好きな言葉だ。

そして私のモットーでもある。

私は必ず、その人と会って一言目に元気かどうかを聞く。

絶対にだ。

そしてその人との会話の中で最近あった楽しいニュースや出来事は何かと聞く。

必ずだ。

どんな夢を持ち、情熱を持ち、励んでいるのか。

その人がどんなに魅力的な人間なのか、私は知りたくてたまらないのだ。

その人の中に秘める才能や思考にどこまでも興味がある。

どう感じ、どう思考し、どう表現するのか。

それが振り切った人生であれ、波瀾万丈の人生であれ、苦労に満ちた人生であれ、あなただけのものなのだから。

人生は行き先のみえない有限の旅であり、そこから得る経験、記憶、感性は無限大なのである。

人生は多くのものを求めすぎると生きづらくなるものだ。

一点に欲を集中させる、という表現をするとしよう。

一つの完成度を高めるためには、1箇所に熱意を全力で注ぐ。

そうすると人生が上手く進みやすくなる。

お金が欲しい、仕事で昇進したい、パートナーが欲しい、移住したい、良い人間関係を築きたい、

様々な私利私欲が溢れ返る生き物。

無駄な嫉妬や劣等感は捨て、

夢を持て。

情熱を燃やせ。

そんなことを心の中でいつも自身に唱え続ける。

人生のほんの小さな瞬間、出来事にいつだってふっと笑える余裕を兼ね備えた、そんな素敵な感性を変わらず持ち続けたい。

カバンの中でぶつかりまくって粉々になったポッキーの袋を開けて、仕方なしに一気飲みしてる自分に対してバカらしくてふっと笑える。

それくらいのバカな日常がちょうどいい。


最近ある動画をふと目にした。

“What advice would you give to your younger self ?”
「若い頃の自分へのアドバイスをするならば」というタイトルだった。

道ゆく1人のヨーロッパ人のお婆さんにインタビュアーは突然尋ねる。

そして真っ直ぐに返ってきた言葉はこうだ。

「もっと自信を持ちなさい。私は自信がなくて後悔してる。安全な道ばかり選んでしまって。でも時にはリスクは人生に必要なのよ。常にリスクを取って。挑戦しないのなら生きる意味がないから。じゃないと私みたいに一生後悔する。」

と。

私には諦めきれない妥協出来ない夢が山ほどある。

あくまでホテルマンになるという夢は有難いことに一つ叶えている最中ではあるが、まだまだ足らない。

島暮らしをみたいし、本を出版してみたいし、職場で自分のチームを持ってみたいし、どこかでスピーチなんてものもしてみたい、海外旅行を山ほどしたいし、一軒家だって建ててみたいし、結婚だってしたいし、自分の子供だって欲しい。

挑戦し続けなければそれ以上に人生の進展は期待されない。

ただ立ち止まって待っているだけでは、都合良くチャンスなんてものは舞い込んではこないのだ。

自身の人生に羽をつけて羽ばたかせるのは、他の誰でもなく、紛れもなく自分自身なのである。

それがたとえ不恰好だといくら馬鹿にされてもいい。

燃え盛る命がある限り、その命に感謝をし続ける限り、必ず無限の可能性はあなたに降り注ぐ。

正解がないからこそ人生に迷い、悩み、石橋を叩いて渡るかのように、またすぐ立ち止まり、そして再び振り返る。

これで本当に合っているのか?

この道で良いのか?

答えを求め、他人の後押しがどうしても欲しくなる。

そのまま自信を持って進んでいけ!お前は間違っていない、いいんだぞ!と。

誰かに認めてもらうことで、自己が満たされたかのように、1人納得し、少しずつ自信を持ち、また再び歩み進める。

そういう生き物を私達、人間と呼ぶ。

そうやって多種多様な人間が溢れているおかげで、今日も世界はかろうじて回る。

明日もええことあるよ、そこの君。

無限大の幸あれ。

ROGORONA 

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