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今日もフォローワーは減って行く


セックスレスのことを書いたり、
濡れなくなったことを書いたりしていたら、フォローワーが減った。
正確には減った気がする、だけど。

私は35歳になる今でも、本当の自分が分からない。分からないから好きな人も失った。と思っている。自分が本当にやりたい事が分からなければ、愛は取り戻せない、そう思って私は書いている。なにも失ったその人を取り戻そうと思っている訳じゃない。その人じゃなくてもいい、ただ私は愛が欲しい。
私の心に貯まった愛を、思い切り受け止めてくれる人が人生に必要なのだ。
私はその愛を放出する為に生まれてきたのだから。

その為に下手な文章を書いている。
それ以外に出来ることが見つからない。
その人をただ思っていることには耐えられず、その人への思いを書いている。

でも本当の自分って一体なんだ?私は今本当の自分じゃないのか?

私はいつの間にか、本当の自分をどこかに置いてきてしまった。それは幼稚園で一つ、小学校で一つ、高校で一つ、お母さんに一つ、お父さんに一つ、就職先で一つ。かもしれない。とにかくたぶんそんな風に少しづつ。今ももしかして、LINEに一つ、試着室で一つ、バイト終わりの終電近くの電車の座席に一つ。私は私をこぼすようにそこらへんに置いてきてしまってるのかもしれない。

全部こぼれてしまわない様に、なんとか言葉をみつけて書く。私の毎日はそんな感じだ。


ある占い師は私に言った。

「お母さんとお父さん、どっちが悪いと思ってる?」

小さい頃に離婚した両親の、どちらかが悪いとしたら、それはお父さんだと思っていた。
お母さんが私をここまで育ててくれたんだから。どう考えてもお父さんが悪い。
だけど、そうではない事情があったことは私にも分かっていた。本当はどちらも悪くない。

私は、そんな事を考えているうちに正解がわからなくなって、それで自分が何を信じたらいいのか分からなくなったのかもしれない。

すぐに揺れるようになったのかもしれない。


大袈裟に言ってしまえば、私が揺れなかったのは彼を愛していた時だけだ。

私はその揺れなさ加減に酔っていた。
揺れないことは、とても気持ちが良かった。こんなに気持ちがいい事があるんだと思うくらい、私はキッパリハッキリ彼が好きだった。彼女が居ても、沢山浮気をしても。

疑う余地のない自分の気持ちが、とても心地よかった。あんな確信は初めてだったのだ。

もしも、今まで一度も自分の想いに自信を持つ事が出来なかったとしたら、私はこんなに必死にそれを探してはいないと思う。

でも一度でも味わってしまったなら、それは決して忘れられない。あんな確信に満ち溢れた日々に向かって、私は走ってる。
たぶんあれからずっと。

もっともっと書いたら、そんな想いに辿り着くことが出来るだろうか。
私の中のものを全部出せたら、そこには揺れない私が居るのだろうか。

そう思って書いてる。それでフォローワーが500人になっても、それは気持ちがいい事なのかもしれない。
きっとそうだろうと信じて、私は今日も書いている。

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