あけましておめでとうございます。正月休み映画4本観ました。鬼太郎、市子、ラ・メゾン、PERFECTDAYSリセット完了です。
今年は、いや、今年も頑張るぞ〜
皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年は、とりあえず、3月末締め切りの小説すばる新人賞応募です。それが当面の目標です。
しっかりと納得のいくもの書く。
もちろん、定職である介護予防の仕事も頑張らないといけません。それを手を抜くことなんてありえません。
しかしね、仕事に対して少し考えが変わりました。
映画『PERFECT DAYS』を観て、主人公の役所広司さんが仕事であるトイレ掃除をしているシーンが続くんですけど、全然飽きないんですよ。ずっと観ていていられる。職人さんの手仕事を観ている感覚ですね。全く無駄な動きがなく定められた動きを寸分間違いなく動いていく。
懸命に動くのではなく、手を抜かない。しっかりと間違いなく。
頑張るというのとは違いますね。
その姿を観ていて、あぁ、これだなと思いました。
昨年の自分は、全く違う職種から介護予防の仕事に入り、とにかく無我夢中で頑張りました。頑張りすごました。
間違いも数多くありました。
頑張りすぎてたんですね。でも、仕事はそうではないですね。
汚れたトイレが、一つ一つの手の動きに従って、その汚れたトイレがきれいになっていく。見事なんですよね。
50代の転職、1年目。無我夢中に頑張りました。
2年目は、手を抜かずに、しっかりとやるべきことをやり遂げる。
仕事がわかってきたんで、やるべきことをしっかりとやろうと気持に切り替わりました。
素晴らしい映画でした。
皆さんはどう感じるだろう?
しかし、このPERFECTDAYSは素晴らしい映画でした。観た人それぞれに感想あると思います。
主人公はトイレ掃除を生業いとするいい歳をした男。
朝早く起きて、植木に水をやり、缶コーヒーを朝ごはん代わりに一本飲んで仕事に取り掛かり、昼ごはんは近所の神社の公園でサンドイッチを食べて、その神社の四季折々の写真を取る。それが趣味。仕事が終われば、お風呂屋さんに行き、そのまま行きつけの安そうだけど気の良さそうなおじさんがやっている居酒屋さんでご飯を食べる。家に帰り、本を読んで寝る。
休みは洗濯をして、古本屋さんに行き、行きつけの店でご飯食べて終わり。
生活はそれだけ。
シンプル。
部屋にも何もない。テレビもない。本と植木とラジカセだけ。
僕は憧れました。十分な幸せがそこにある。
それを一人で寂しいと感じる人も居るし、
貧しいと感じる人も居る。
見下す人も居るだろうしね。
観終わった後、すごく話たくなる映画でした。
あなたの人生観はなんでしょう。
そんな深い話ができそうな映画でした。
僕は、誇りを持って取り組む仕事。行きつけの飲食店、古本屋、お風呂屋さん、カメラという趣味、友達ではないけど、挨拶する程度の相手。
これ以上足すものはない。
満たされた時間。
見る人にとっては、妻なし、子どもなし、恋人なし、金無し、尊敬される仕事ではなはなく、住居は古く、移動は自転車。車は会社の仕事に使うもの。老後はどうするの?
貧しい、寂しい、わびしい、不安。
僕は憧れました。
今年の最初に良い映画を観れました。
PERFECTDAYSだけでこんなに書いてしまった(汗)
映画4本のレビューと執筆活動のことを書くつもりがPERFECTDAYSのことだけでこんなに書いてしまった。
というわけで、もう一本書きます。
今年は、定職である介護予防は手を抜かず誇りを持ってこれが自分のしごとだと言えるようになる。
それと執筆活動は、小説すばる新人賞に納得の行くものを応募する。
それに向けて良いスタートを切れました。
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