孔子

16 生まれたときは、皆ゼロから。

問い:今、あなたが知りたいなあと思うことはどんなことですか?

   今すぐ調べてみましょう。

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絶対に言えること。人は生まれてきたとき、何もわからないで生まれてくる。

としたら、どこで知っている、知らないの差がつくのか?

それは、知りたいときに、調べたかどうかの差。そして、その回数の差。

全ては、1つ目から始まる。

もし、今、これやっておけばなあと思うことがあれば、今からやってみる、調べてみることですね。この10年間知らなかったとする。調べなければ、この先10年も知らないでいる。調べれば、この先10年後にはかなりのことを知っていることになる。他人と比較するのではない。自分の中でどうするかだけだな。

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子曰く、我生まれながらにして之を知る者にあらず、

古を好み、敏にして以て之を求めたる者なり。

(述而第七の十九)

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現代語訳

先生は、こう言われた。他人はいざ知らず、この私は、生まれついたときから、
ものの道理や知識がわかっていた人間ではない。古典・古制・古道が好きであり、
それをすぐ学ぶことを実践し、ものの道理を求め得た人間である。