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個の時代は集団が存在するからこそ成り立っている。

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ここ数年はよく個の時代というワードが注目されている。確かに働き方の多様性の1つとしてフリーランスが注目はされたり、会社員以外の働き方や副業をおこなう人が増えたりと1つに属さない絞らない、集団に属さない働き方が増えてきている。だが、個の時代、個人で活発な動きはあくまでも集団だったり組織だったりの限界への反動のようなものではないかと思う。集団があるからこそ個が成り立つ。個があるからこそ集団が成り立つ。この関係性の比重が今は個に偏ってきているのではないか。個人だからこそフットワーク軽く何かをおこなえる、集団だからこそ大きな何かをおこなう事ができる。個人と集団の双方にメリットデメリットがあるのは間違いない。

個と集団どちらにもメリットデメリットがある中で自分自身に向いてる働き方だったり、稼ぎ方だったりという動きが意識が活性化する事はむしろ良いのではないかと個人的には思っている。今の時代1つの働き方、1つの企業に縛られる事自体がナンセンスである。そしていつクビになるか早期退職に追い込まれるかもわからない。だからこそ副業だったりというリスクマネジメントが必要だろう。そして、集団で働くだけではなく個として働く選択肢なり技術を持てるよう行動なり準備なりをしていく必要がある。

大企業で働いているから安泰の時代は終わり、終身雇用や年功序列型の賃金も崩壊しているのが現実である。年金も今の50代までは貰える可能性は高いが、それ以降の世代に関しては正直まともな金額が貰える保証もなく、かなりの長生きをしない限りは払い損のような形になるだろう。また、大企業からクビになったりしても有能な人が多いのでは?ある程度の妥協をすれば再就職も余裕なのでは?と思うかもしれないが、良くも悪くも受け身の終身雇用前提の労働人生を送ってきた中で急激な時代の変化に追いつけてないパターンが多いだろう。その為看板が立派なだけで中身はスカスカだったり、大企業出身のプライドが邪魔して適応できない方が残念ながら多い。

そうゆう可能性を踏まえた上で選択肢を設けていきる事の必要性を感じる。現状では集団で働く選択肢が間違いなく多いが、一方で個としての活動をおこなう人も増えている。だからこそ自身の選択肢、武器を増やせるだけ増やしておく。この動きが個人としての能力を高め、個としての活動にも繋がる。個としての能力が高まり、それが大きな何かをなし得る時には集団に自然となる。その集団は今存在している集団とは少し違う形にはなってるかもしれないが、それがいわゆる時代に合わせたアップデートなのではないかと思う。

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