旅の供に本の贅沢。(読書記録_11)
上海に移動してきました。
機中で読めるかなと思ったのですが、早朝移動で何しろ眠く、寝落ち時間があったため、機中で半分、こちらに着いて半分、というように読み終えました。
著者の浅田次郎氏が書いているとおり、エッセイなのでどこからでも読んでいいのですが、几帳面に1ページ目から読み通しました。
このエッセイはJALの機内誌に連載されていたもので、JALに乗る時は楽しみにしていたものです。
著者によると、小説は嘘つきモードで書くもの、随筆は正直者モードで書くもの、とのこと。
エッセイの内容にやたらダイエットネタが出てくるのも、正直者モードで書いていて、日常の中でかなり気にしているのかも?
「スリムなバカよりクレバーなデブの方がいい。」とヤケクソででんぷんたっぷりの食事にひた走ったりしてます。
後書きに、本書の最後の校正を移動中や旅の宿でやったそうなのですが、「なるほど。旅の伴侶にはもってこいだな。」と思ったことが書かれています。
今回、移動中に本を読みながら、もちろんこのエッセイも良かったのですが、移動中に本を読むこと自体が贅沢なものだな、と改めて思いました。
さて、次は何を読もうかな・・。
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