臨床実習への臨み方

臨床実習への臨み方

理学療法士や作業療法士を目指す学生さんにとって、臨床実習は非常に不安を感じるものです。

正直、実習前は不安しかありませんよね。

どのような勉強や実技練習、準備などをしてもなかなか解消されません。

私自身もそうでした。

そのような不安を感じる臨床実習だからこそ、臨む前に覚えておいて欲しいことがいくつかあります。

必要以上に不安感に支配されて、自分なりの目標や課題が達成できなることは絶対に避けて欲しいです。

そこで少しでも不安感を解消し、自信を持って臨床実習に臨むためのポイントやコツを書いていきます。


臨床実習指導者は学生に「完璧」を求めていない

まず最初に覚えておいて欲しいことは、基本的に臨床実習指導者は学生さんに完璧さを求めていません。

そりゃあ、何から何まで完璧にこなせれば素晴らしいですが、そのような学生さんは皆無に近いと思います。

それはあなたを担当する臨床実習指導者もわかっています。

なぜなら「臨床実習の指針」がそのようになっているからです。

詳細は後記しますが、臨床実習では学生さん単独で検査や評価、治療ができるようになることを求めていないのです。


では、具体的にどのような点を注意するべきなのかを書きたいと思います。


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