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着回しモデルの設定あってますか、大人百花さん?(美人百花9月号増刊より)

美人百花のお姉さんバージョン、大人百花を知ってますか?
最初は巻末付録扱いだったのに、最近は単独の雑誌となって刊行スピードもそれなりにあり、需要はあるよう。

独身OLを想定していた美人百花から成長して、キャリアを積んだり、ママになったりした読者を想定している大人百花。

なんだかんだ独身OLはファッションに割けるお金も少ないので美人百花はどこかチープな印象がぬぐい切れなかったものの、大人百花はハイブランドを身に着ける余裕も出てきてコーディネートもなんだか洗練されています。

しかし、今月号の着回しモデルの設定を見てみると、設定の古さに唖然。
年上の旦那と結婚して専業主婦に・・・そして夫のことは「主人」と呼んでいる・・・??ベビーカーを押しているということは赤ちゃんも生まれたばかりって感じなのに、4万もするアナイのカーディガンを買っているの?
空っぽのベビーカーを押して微笑むほしのあきにめちゃくちゃ違和感しか感じません。
10年前のVERYを思い出しました。
さすがのVERYも今は強い意志を持っている人しか専業主婦なんて選びません。(というメッセージをVERYからは受け取っています)

この10年でジェンダー感のアップデートを図ってきたはずの女性誌がこのような後退をしていていいのでしょうか、KAOKAWAさん?今は令和だけどそんな人もいるのね、まあ多様性も大事だもんね。という学びを得なければいけないんでしょうか?

もともと美人百花も、東京カレンダーに出てくる女を目指している節はありましたが、大人百花と言っている手前、そろそろ自立しな???と思ってしまうのでした。

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