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何もしないって疲れる

無職になって一ヶ月経つ。
最初は毎日何をしよう?とワクワクしていたが
最近は焦りがでてきた。

多くの人が働いてる時間に、自分は家の中で本を読んだり映画を見ているだけ。
なんて幸せなんだと優越感に浸っていたのも最初の数週間だった。

自由な時間は限られているからこそ、
楽しいのかもしれない。

焦りをもったまま休みの期間を味わうのは
なんだか悲しいな、そう感じて
毎日何かをしようと考えてみた。

そこで今日は図書館で気の向くまま本と向き合うことにした。
勤めていたときは週末は人に会う予定を入れたり、家の中でこもって休むことが多かったから図書館に何時間もいるというのが、わたしにとっては贅沢な時間の使い方のひとつなのだ。

図書館は平日の午前中にしては、想像していたよりも人が多くて「こんなにも本を求める人っているんだ」と暖かい気持ちになった。気になった本をいくつか手にして、読むスペースへと移動する。

そんな中、手にしたはあちゅうさんの著書に今のわたしそのものが記してあった。

「何もしないって案外疲れる」
「仕事があることの喜びは
仕事をなくしてみて初めてわかる」

本当にその通りだと痛感した。

会社を辞め、働くことから遠い立場になって、何もしないこと1ヶ月。
この文章を読んで、初めて動きたいと思い始めた自分に気づいた。
そうなんだよな。何もしないって、何もないって、意外と疲れるんだよな。
ちょっとでも会社員を経験していると尚更なのだろうか。
あんなに嫌だと思っていた“働く”ことに対して前向きな考え方になれただけでも、わたしにとってこの期間は大切な時間だったんだ。

前向きすぎる意見かもしれないし、また働くのやだーなんて言うかもしれない。(そんな未来の方が想像つきやすい・・・)まだ先なんて全く見えていないけれど、理想を形にできるように頑張ろうと思えた。

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