見出し画像

とある試験の話②

こんにちは。

今回は前回の話(https://note.com/rt8/n/n60866f9e1160)の続きを書きたいと思います。

そのまま一般企業に内定をいただいた私は、パイロットの道を半ば諦めて、ただただ日常を過ごしていましたが、英語だけはパイロットじゃなくても今後の将来必要になると思い、英会話教室に通い始めました。

その英会話教室が本当に楽しくて楽しくて、今まで試験勉強用の英語しか勉強してこなかった私にはもう革命でした。笑
この英会話の話はまたいつか書きたいと思います。

いよいよ学生最後の春休み。私は親友たちと卒業旅行でヨーロッパへ。
このヨーロッパ旅行で一つ目の「想いの再認識」をしました。
卒業旅行最終日に、イギリスのマンチェスターからフランスのパリへ飛行機で移動し降機の際に、操縦室のドアが開いていることに気付いた友人2人が、乗務員に話しかけて見学してもいいか尋ねていました。すると乗務員は快くOKしてくれて友人2人は操縦室の席に座り、普段できない体験をしていました。私も座るか尋ねられましたが、頑固な性格から、「あの席に座るなら自分の職業としてじゃないと座らない」と思ってしまい、断ってしまいました。
今思えば、頑固すぎるし純粋に貴重な体験をたのしんでおけばよかったなあ、、、と思います。笑

同時にこの時、「あ、やっぱり自分はまだパイロットになりたいんだ。」と思いました。

じゃあどうやってパイロットになるか。
航空会社の自社養成試験は新卒採用で不採用となっているし、募集要項でも当時は既卒の採用をやっていませんでした。
本気になってヨーロッパから帰国して調べると、自費でアメリカなど外国で訓練をして、パイロットになる方法があることが分かりました。「これだ!」と思った私は、まずは就職してお金を貯めて、お金を貯めてアメリカで訓練をしようと思い、そのまま内定をいただいていた会社に就職しました。

しかし、社会人になると、日々の仕事や、仕事終わりの飲み会などで時間を使ってしまい、全くと言っていいほど貯金も勉強もできていませんでした。

毎日を同じように過ごす中で、気分転換に私は1週間の休暇をいただいて、アメリカ・シアトルへ1人旅をすることにしました。
シアトルを選んだ理由は単純で、ボーイング社の工場とスターバックスの1号店があるから。笑

そのシアトル滞在中に2度目の「想いの再認識」をして、いよいよ、もう一度パイロットになるために頑張ろうと決意をしました。

次回はシアトル滞在中に感じたこと、そして自社養成試験に再挑戦することにした私が試験までにやったことを書きたいと思います。

それではまた!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?