しねまぞんび2

ポップ・カルチャーの楽しみ方。そして映画の文化的効率がいいって話。

 こんばんは、CDをジャケ買いしたら同じCDが家にあった方のろくたろうゾンビです。

みなさん映画見てます?
見てないなら見たほうがいいですよって話、グダグダします。

映画、ていうか「ポップ・カルチャー」って?

 突然ですが僕は「ポップ・カルチャー」が大好きです。
ポップ・カルチャーとは映画、アニメ、漫画、音楽など「大衆的な娯楽文化」のことです。因みに、一部の文学、音楽、ゴリゴリのクラシックなどは「ハイカルチャー」と言われています。

 文化を持つということは、動物の中でも人間のみが特化しており、人間を人間たらしめる大切な事だと思うんです。
更にそれを社会の中で広く愛好する「ポップ・カルチャー」って素敵じゃないですか、大好きです。
文化を楽しむ、ということは人間らしくとても素晴らしいこと、そして文化をより深く、大いに楽しむために必要になってくるのが「文化的教養」ってやつです。

「文化的教養」って何?難しい字使いやがって

 文化的なものにはよく「オマージュ」や「引用」が使用されます。
それは事前に元ネタの作品をしっていれば楽しめる小さなものから、知らないと話の意味がわからない大きなものまで様々。
そして、特にオマージュに挙げられる特徴が「気づいたときに独特の快感、楽しさ」があることです

 この元ネタ、というものこそ文化的教養であり、人類が文化の中で脈々と受け継ぎ、積み上げてきたものなのです。
この「気づき」による喜び、そして作品を知ることで更に知識の幅がひろがり、より多くの作品を、文化を楽しめるようになる。
そしてそれが暮らしや創作、人生を豊かにしていく。

このために沢山の作品、文化にふれる必要があると思うんです。

いまいちピンとこないんだけど

 では実際に例を上げてみましょう。
映画「Ready Player One(2018)」みなさんご覧になりました?


この映画には様々な年代、国のキャラクターが登場します。
この映画こそ元ネタを知ってれば知っているほど楽しめる映画の筆頭だと言えるでしょう。
ですが、この映画では基本的にキャラクターが記号的な扱いをされており、知らなくても演出的には楽しさはあまり変わりません。
例えば主人公パーシヴァルはバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するタイムマシン、デロリアンを乗り回しますが別にタイムトラベルするわけじゃない。

しかし、劇中で出てくる映画「シャイニング」だけは別です。
シャイニングはスタンリー・キューブリック監督、「2001年宇宙の旅」等で知られる映画界の巨匠の作品で、雪の中閉ざされたホテルで家族が管理人と
して一冬過ごすという内容のサイコホラー映画です。


レディープレイヤーワンの中ではこの作品、ホテルの中に入り込み探しものをするシーンがあるのですが、この場面はシャイニングを見たことがある人しか感じることが出来ない緊張感、ホラー感などがあります。
未視聴ではこのシーンを100%楽しむことができるとは言えません。

 このようなことがポップ・カルチャー内では頻繁にあります。
作品のオマージュを理解する、より上質な文化的体験をするためにはある程度元ネタを知る=文化的教養を得ることが大切なのです。

ならどうすりゃ文化的教養ってやつが手に入るのよ

 なんとめっちゃ効率がいい方法(しかもクソ楽しい)があるんすわ。
それはズバリ「名前は知ってるけど見たこと無い」映画を鑑賞することです。
映画は音楽(劇伴って言うらしいよ)、映像表現、脚本、演技など様々な要素があり、更に時間が決まっているので二時間ほどの時間で効率よく文化を摂取、変な言い方だけど、することが出来てしまんだコレが。
それ抜きにしてもだいたいそういう映画ハズレ無しだから少しでも気になったのあるなら見てみて!!!絶対楽しいから。

 最近はアマゾンプライムビデオ、Netflix等で気軽に映画が見れる時代になってます。
豊かな時代には豊かな文化を楽しむべきだと僕は思います。
普段の時間を少しだけ映画に割いてみませんか?作業しながらでも構いません。
きっと貴方の人生をもっとエキサイティンにしてくれるぜ。
具体的なおすすめ映画はちょいちょい記事にしていくのでフォローするといいよ!・・・いいよ!

綺麗に締まったな、ろくたろうゾンビでした~マタネ

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