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第2回note酒場で飲み尽くしてきました

「大勢の場で一人でいるのが不安なときは、だれでもいいから、くっついていける人をみつけるといいよ」

若かりしころ、初出勤の前日、就職先でうまくやっていけるか不安だとつぶやいたことがある。当時つきあっていた彼(今の夫)が、私を励まそうと言ってくれた言葉だ。運よく職場には同年代の女性の先輩がいて、本当に金魚のふんみたいに、彼女がどこに行くのも、何をするのにもついていって、仕事を教わったものだ。
彼女とは今でも時々オフィスの廊下で出会うと、ついつい話し込んで仕事そっちのけになってしまうくらい仲良しだ。

先日行われた、第2回note酒場。
前回の第1回に行かなかったことを後悔して数ヶ月、ついに参加できる日が来ました。

私にはここでやりたいことがありました。

それは、参加者の皆さんと乾杯写真を撮ること、お酒を堪能することでした。

まずは、一緒に乾杯の写真を撮ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
「さ、早く撮りましょう!」と促してくれたゆみっぺさん、そばにいて何度も乾杯に参加してくれたありのすさん、マリナ油森さん、高嶋イチコさん、illyさんおぎさん、クニ∞∞ミユキさん、ありがとうございました。
こげちゃ丸さんは、この日のために腕時計を作って参加してくださいました。
もう、感激ですよ! それに、クオリティが高い!!

そのほか、乾杯写真を撮った方も取れなかったけど一緒にお話ししてくださった方、瑞季マイミさん、ハネサエ.さん、ぽこねんさん、逸見さん、あらしろひなこさん、たけのこさん、仲高宏さん、ちゃこさん、ちひろさん、ふみーさん、サカエ コウ。さん、ねおみのるさん、池松潤さん、西園寺さん、薄情屋遊治郎さん、遊行剣禅さん、中村英里さん、たなしーさん、ふむふむさん、佳織さん 、cheki.さん、Saeさん、千羽はるさん、大旅そばさん、まこさん、嘉晶さん、うさこさん、少年Bさん、間詰ちひろさん、あきらとさん、嶋田智駄加さん、じゅんこ3さん、クマキヒロシさん、しりひとみさん、いちとせしをりさん、じょんじょんさんほかたくさんの方、ありがとうございました!(乾杯したのにお名前がない方、こっそり教えてください。追記させていただきます) 

「ルミさんですか?」とお声がけ頂けることの嬉しいことったら! ああ、読んでくださっている方が目の前にいる感動。

すみません、コメント下手で、興奮してしまって「キャー、ありがとう!!」みたいなお返事しかできてなくて、ほんと失礼いたしました。

本当に楽しかったです。乾杯は、言葉はなくても一体感がでた気がしました。
初めての方とも「かんぱーい!!」とグラスを合わせたら、急に親近感。

私を離れたところでも、乾杯写真をアップしてくださっていて、嬉しいです。(お揃いのところがかわいい)

同じ場の写真を違う角度で見比べるのも面白い。

おうちで乾杯してくださった方も!

本当に、本当にありがとうございました!

この一人乾杯写真企画、反省点もあって。
いきあたりばったりの性格と段取り力のなさから、乾杯写真を撮って、Twitterに「#note酒場で乾杯」のハッシュタグをつけてアップするまでは決めていたのですが、アップの仕方を全く考えていませんでした。
当日は昼もたくさんの方がいらっしゃって、次々と乾杯写真を撮らせていただきました。なかなかTwitterアップする間がなく、どなたと撮ったのかちょっとわからなくなってしまいました。
後半は、できるかぎりお名前と一緒にアップさせていただきましたが、漏れがあると思います。本当に申し訳ありませんでした。
また、お名前を載せてもらいたくない方もいらしたかもしれませんし、デリケートな点に配慮が足りなかったなと反省しています。
このことは、次回へ向けての課題としたいと思います。

ですが、まずは成功ということにさせてください。

もう一つお詫びがございます。
昼の部で、ずっと別の方を仲高宏さんと勘違いして「仲さん、仲さん」と呼びかけておりました。
どなたかということは、ここで申し上げませんが、その節は大変失礼いたしました。本物の仲さんが来られるまで気付かず、仲さんが現れてびっくり、愕然。
マリナ油森さんに懺悔したところ「私、ずっと横で違うよって言ってました」とのこと!! うそ! 全然聞いてなかった!! 重ね重ね申し訳ありません。
酔っ払いのお上りさんのたわごととご容赦くださいませ。

さて、気を取り直して、呑んだお酒をここに記録しておきます。

1杯目は、鉄板の生ビール(キリンかな)

朝早くに起きて、飛行機に乗って、電車に乗って、歩いて歩いて、ホテル間違えて、また歩いて、雨に降られて、やっと辿り着いたnote酒場。ぐいっとやると、ふう、疲れが吹っ飛びました。
さあ、やったるでーと気合を入れた1杯です。
そして、昼間から飲んでる背徳感と高揚感、たまりませんねえ。

薄張りのグラスが手に心地良くて、飲み口が柔らかい。

2杯目は、水出し阿波番茶。

地元徳島の阿波番茶、発酵させたお茶です。
こちらではスーパーでも売られていて、よく見かけますが、煮出すのが面倒であまり飲んでいませんでした。
ヤマシタマサトシさんに水出しの方法を教えていただいて、この夏、家族でとてもたくさん飲みました。ですが、自己流。ヤマシタさんの作る水出し阿波番茶がどんな味か知りたかったのです。

だいぶ減っていますが、手前が阿波番茶。綺麗な薄緑色をしています。阿波番茶独特のくせが少なく、とても飲みやすい味でした。飲んだ後の清涼感は、他の番茶にはない味わいだと思います。
我が家の水出し阿波番茶、改良が必要なようです。

3杯目、レモンサワー


巷では、昼のタピオカ、夜のレモンサワーだそうですが、私、初めて飲みました。ご飯とチューハイ(なんですよね?)は合うのかなぁと半信半疑でした。
ですが、ごめんなさい! 考えを改めました。さっぱり、すっきりしたレモンの香りと飲みやすさは、どんな料理とも相性抜群でした。あっという間に飲み干してしまいました。

4杯目、クラフトビール。

これも美味しかった! でもあっという間に中休みに。

さて、いよいよ、ピースオブケイク社に向かいます!

会場の伊藤忠ガーデンから、徒歩で移動しました。うちわを高く掲げた池松潤さんに続きます。青山の真ん中を行進する酔っ払いの集団。ちょいちょい通行人の視線を受けながら進みました。

後ろのグループではシュプレヒコールがあったとか、なかったとか。そっちにも混ざりたかった!

イベントのタイトルは「noteの中心でnote愛を叫ぶ」です。

トップバッターは、池松潤さん。

叫んでおられます!
おかげで会場のボルテージが一気に上がりました。お話は地方でイベントを開催する極意。
地方在住者の私としては、首が折れるほどうなずいて聞かせていただきました。今度もっとじっくりお聞きしたいです。

そして、我らが関西勢の星、illyさん。

noteに帯を書いてシェアすることをオススメされました。帯を書いてもらうと嬉しいです!
親しくさせていただいているillyさんのお話だけに、仲良くさせてるいただいている方々のnoteが次々と詳細されて、そのたびに胸が躍ります。

呑みながら書きました」企画のマリナ油森さん、私の横に座っていましたが、
突然の指名にびっくりされていました。

サトウカエデさんのnote「8分間のサマートレイン」や、まつしまようこさんのnote「トカゲをめぐる冒険」につけられた帯について語るillyさん。

帯、つけてもらえるように、精進したいものです。

さて、私がこのトークショー(ショーなの?)で一番印象に残っているのは、うさこさんのトーク。チョコのテイスティングnoteで有名なお方ですが、私は同じ「地方暮らし」ということで、交流させていただいておりました。

noteで好まれるもの、共感、知識、オリジナリティ。だけど、それ以上に必要なのは「熱量」とのお話。納得です。
私の肌感覚でも、共感や知識、オリジナリティのどれかにありったけの熱を込めて書いたものは、おすすめ入りしたり、シェアされたりすることが多いような気がしていましたが、その点をきっちり言語化してくださいました。
とはいえ、いつも熱をもって書いているのにダメな時もあって、そういうときは知らず知らず自意識や照れが蓋をして、熱量のその先のゾーンとでもいうべきところに達していないからじゃないかなと、うさこさんのお話を聞きながらつらつらと考えました。
きっと、たくさんおすすめされたり、たくさんの人に愛されるnoteを書く方は、その先に熱量がマックスになる地点に一瞬で向かうことのできる人なんだろうななんて思ったり。とても、考えさせられるうさこさんのトークでした。

さて、いよいよ夜の部です。

夜の部、一番楽しみにしていたのは、Ato Hiromiさんが選んだ日本酒のコーナーです。日本酒に対する知識の豊富さからHiromiさんのことを「日本酒の師匠」と呼ばせていただいて、そんなHiromiさんが選ぶ日本酒を飲まずにいられるはずがありません。

まずは、1種類目(通算5杯目)

こちらは、奈良の「風の森 純米 秋津穂 しぼり華」
「ご飯に合う日本酒を」と選んでいただきました。
夜の部のおいしそうな料理がぞくぞく出始めた時間でしたので。
そんなお料理たちによく合いました。ほんの少し発泡している日本酒。料理の邪魔をしない穏やかな味わいでした。でも、しっかりと日本酒ならではの風味もあって。
名脇役とはこのことかもしれません。

Hiromiさんは接客中のため、エアー乾杯させていただきました。(おちょこはカラ)

そして、2種類目(通算6杯目)は、「土田 菩提酛×山廃酛」
料理にあう名脇役の日本酒の次は、主役を張れる一杯を飲みたくて、選んでいただきました。(Hiromiさん直々に選んでいただくことさえ至福です)
「少しクセのあるお酒ですよ」とHiromiさん。
飲むと奥のほうにほのかに発酵した味噌やチーズのような香りがします。その味わいがたまりません。ついつい、口を運んでしまいます。
一見、クセのある人だけれど、見れば見るほど、その演技力に魅了される名俳優のような。
「よし、チーズと合わせよう」と勇んで料理ブースに向かい、チーズをゲット。残念ながらモッツァレラチーズだったため、ちょっとお酒が勝ってしまいました。
「これは、ブルーチーズ系と合わせるとよかったね」というのは、後日Hiromiさんの談。

あっという間に、ほとんど飲みきってしまいました。

次は、ワインをいただきました(7杯目)
テラスで、まこさんとおしゃべりに花がさき、乾杯写真を取り忘れる痛恨のミス!

ワインを飲んで、再び日本酒に。3種類目(8杯目)
Hiromiさんが、そっと出してくださったのが、お店に出していなかったお酒。(許可を得て、書かせていただいています)
熱燗にして、おちょこで提供してくださいました。
「木戸泉 特別純米 雄町 原酒」です。
日が落ちて、少しテラスでは肌寒くなってきたころ、温めたお酒が体にじわっとしみます。熱燗のツンとした香りはせず、花にも似たフルーティーな香りが鼻をくすぐります。(だいぶ酔っていたので、記憶がちょっとあやしいです。ご容赦ください)

そして最後も、やっぱり日本酒(9杯目)

閉店まぎわの午後10時前、最後に残ったお酒をみんなでシェアさせていただきました。
「醸し人九平次 Le K voyage 純米吟醸」
これも抜群に美味しかった。まるで、発泡こそしていませんが、まるでシャンパンのような味わい。夜にひとりシャンパングラスで、映画でも見ながら飲みたい、そんなセクシーなお酒でした。

最後は、Hiromiさんも、お酒入りのグラスで。

あっという間の1日、大好きなお酒を飲み続けた1日でした。
ガブガブと水のように飲むのは苦手です。でも、じっくり、じわじわ、ずっと味わいながら飲みたい、そんな希望を叶えてくれたnote酒場と、スタッフのみなさまに心から感謝いたします。

note酒場は、noteユーザーが出会う会。人と人との出会いはもちろん、こうして新たなお酒や料理に出会うことも、またnoteならではの出会いではないでしょうか。少なくとも私はそう思いたい。

では、私は人とちゃんと出会えただろうか。

飲み倒している私の横で、入場から一緒にいたマリナ油森さん、illyさんが、せわしく会場を動き回り、たくさんの人をつなげておられて、マリナさんが自分を「コミュ強」とおっしゃるのは、こういうことかと直に教えていただきました。

そういう点では、私は全然人と出会えなかったと、反省しております。
関西meet upで出会った方とはすでに顔見知りになっていたし、上京した際にお会いした皆さんともよく知る仲になっていたわけで、そういう利点を生かして、もっと人と人をつなげる役割を果たすべきだったと後悔も残ります。

「大勢の場で一人でいるのが不安なときは、だれでもいいから、くっついていける人をみつけるといいよ」
この言葉を思い出したのは、こんなツイートを目にしたから。

ご友人が、note酒場で壁の花になってしまい、早々にお帰りになったとのこと。
ああ、もし私がそれに気づいていたら、何かできただろうかと考えたから。

一人で、知らない人が大勢いるところへ行くのは不安です。それでも勇気を振り絞って来られた、そんな勇気を無駄にはさせたくないものです。
あの時の私の先輩のように、そばにいてくれる人がいたら、きっと彼女も帰らなくて済んだのかもしれません。

まだまだ、人見知りも色眼鏡も外しきれず、テラスのすみっこに隠れていたのは事実。みなさんの好意に甘えて、出会っていただいたところも多くて、申し訳ないなあという気持ちがあります。来年のnote酒場までには、コメント下手を直し、より人を愛せる人間になって、一人でも多くの人と出会い、一人ぼっちの人を一人にさせないようにできればいいなと決意を新たにした、とても有意義な盛大な飲み会は幕を閉じました。

余談。

テラスで、本のわらしべ長者という企画が進行しておりました。
私もそちらに、この本を提出。

夕方、どなたかお持ち帰りくださったようです。
お持ち帰りくださった方、よければ、そっと、どなただったのか教えていただけると嬉しいです。

ちなみに、私はこちらをいただきました。

のぎへんさん、ありがとうございました。

では、また、第3回のnote酒場でお会いしましょう。

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