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大好きな歌をもう一度

2月も今日で最終日。年末年始に熱を出した事で思う年明けに出来なかった事が心残りでそれならばと2月始まりの2024年として年明けをやり直した。

そんなスタートを切った2月。この1ヶ月は新しい発見や挑戦に踏み出すタイミングにもなり、中々に中身の濃い期間となった。中でも特に力を入れたのは歌である。

元々歌う事が好きで小さい頃は歌のビデオテープやカセットテープを繰り返し聴いてはテレビのお姉さんになりきって歌っていた。それが高じて小学生から中学生の頃は合唱部に所属していた事もあった。いろんな歌をたくさんの人の前で歌うのはとても気持ちよく、楽しかった。高い声がどこまでも飛んでいくようなあの感覚はいつだって自分の心を高揚させていた。

高校では軽音部に入りたかったケド、コミュ障過ぎて出来なかった。やりたい事よりも人と関わる事の不安の方がが大きすぎたのだ。
それからしばらく歌は聴く事が専門で歌う機会と言えばカラオケに行った時か家の風呂場位だった。それだけだって十分だと思っていた。
どれだけやっても歌手にはなれないだろうし、自分には何も才能が無いからと何かと理由を付けて歌う事を諦めた。
テレビでカッコよく歌うシンガーソングライターやYouTubeで歌ってみた動画で個性豊かに綺麗に上手く歌う人達を横目にいつしか自分は輝かしい舞台から降りてしがないオーディエンスへと身を潜ませた。

そんな自分がもう一度歌を歌おうと思ったのはとある推しの存在が影響している。

自分は「Repezen Foxx(レペゼンフォックス)」というグループを1年半ほど前から推している。元々はレペゼン地球という名前で活動していた彼ら。普段はYouTubeで過激な動画を上げたり、240時間配信をしたり、100キロマラソンをしたりとバラエティ豊かなパフォーマンスをしているのだが、実は本業はDJであり、楽曲も数多く出していて、ライブもたくさんしている。
個性豊かなメンバー5人の中で自分は特にDJ銀太という人が大好きである。彼はとても熱い男でやりたい事に真っ直ぐに一生懸命取り組む。今はアーティスト活動に専念していて、歌も歌うし作曲もしている。そんな彼は元々歌う事が得意で無かったようで、レコーディングの時は何度もやり直したり、レペゼン地球時代は自分のパートが少なかったりと悔しい思いをした事があったそうだ。しかし、そんな中でも諦める事無く、音楽と向き合い努力をしてきたDJ銀太。歌うパートも増え、世界のいろんなアーティストとコラボして歌う機会が見られるようになった。さらにソロの曲も少しずつ増え、優しくも力強い素敵な歌を歌っている。そんな彼の姿がカッコよく憧れだった。

「やりたい事をやる」そんな彼の前向きな考え方に感銘を受けて自分もやりたい事を好きな事をやりたいと思うようになった。

憧れの人みたく気持ちよく歌いたい、上手くなりたい、そんな気持ちからボイストレーニングを始めた。色々レッスンが出来る所を調べて、自分で申し込みをして……。知らない世界に飛び込み、人と関わるのはとても緊張したケド、それに怯えたまま何もしないで過ごすのは勿体ないと思ったから初めてのレッスンはドキドキしながらも思い切ってドアを叩き、その世界に足を踏み入れた。
不安に思うよりも講師の先生は優しくて熱心に指導をしてくれた。そして、何より歌う事が、歌を学ぶ事が楽しかった。

合唱をやっていたとて歌唱にはやはり未熟な部分がまだまだ多く、学べき事が山のようにある。だが、好きな歌を上手く歌えるように先生と試行錯誤する事や自分の知らない技術を聞いて練習する事。何もかも新鮮で興味深くて心が弾んだ。

リップロールや巻舌、腹式呼吸、地声の出し方にしゃくりの仕方、低音の出し方等……レッスンで学んだ事や先生と話した事を帰りの中でよーくよーく思い出して、家に帰ったらお風呂場や部屋の中で何度も何度も練習した。今までならなんとなーく過ごしてた時間が凄く実りのある時間になっていくのを感じた。
月2回の教室だからレッスン自体はまだ2回のみ。だけども、日々少しずつだけど自分の声と歌い方が変化していっている気がしてならない。

これからどんどんと成長していけるのでは無いかという期待とワクワク感が止まらない。
いつか歌を上手く歌えるようになって、カラオケだけでなくどこかの舞台で歌う日が来たら良いなと思う。

好きな事に向き合って頑張りたいと思うそんな2月の最後の日。明日からも頑張ります!

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