オールブラックス番記者黒猫

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RWC2023オールブラックス選手名鑑。

選手名鑑①-フッカー部門-Dane Coles(デイン・コールズ)生年月日: 1986年12月10日 (年齢 36歳) 所属チーム: ハリケーンズ 身長: 184 cm 体重: 110 kg テストキャップ: 87 コールズさんは、2007年にウェリントン・ライオンズでNPCデビューし、ニュージーランドU-21代表に選出。2009年のワラターズ戦でハリケーンズでスーパーラグビーデビューを果たし、2010年にはマオリ・オールブラックスに選出され、2012年にはオールブラック

    • RWC2023: プールAの注目ポイント。

      プラネットラグビーの記事で、オールブラックスがワールドカップで戦うプールAのプレビューがあったので、それをnoteでまとめました。観戦の参考資料にでもして頂けたら幸いです。 ニュージーランド代表 – 世界ランキング: 4位愛称:オールブラックス ヘッドコーチ: イアン・フォスター キャプテン: サム・ケイン 選手一覧: キープレーヤー : アーディ・サヴェア 世界屈指のプレーヤーである29歳のサヴェアさんは、オールブラックスでバックローの3つのポジションすべてを難なくこ

      • RWC2023用オールブラックス入門ブック-2019年から現在までの物語-

        はじめに。皆様こんにちは。初めて方もいらっしゃるかもですが、いつもお世話になっております。オールブラックス番記者黒猫です。 数日前から何日間に分けてオールブラックスの日本で開催されたRWC2019から現在までに起こった事を本当にざっくりと振り返って書いたものをXに投稿していましたが、それをnoteにまとめて、公式のハイライトなども貼り付けてRWC2023用オールブラックス入門ブックを作ってみました。 ものすごーく長文になると思いますが、お付き合い頂けたら幸いです。 ち

        • 来日するオールブラックスXV選手名鑑。

          まず、オールブラックスXVって何???注: 今回チームの発表によりますと、8日に行われたジャパンXVとのメンバーからオリ・イェイガーさん、アイサイア・ウォーカー・リアウェリさん、アサフォ・アウムアさんがパーソナル・リーズンで離脱し、熊本との日本代表戦に向けてジョージ・ダイアーさん、ジョージ・ベルさん、エイダン・ロスさんが追加招集されています。 ・選手名鑑①-プロップ部門-Jermaine Ainsley(ジャーメイン・アインズレイ)生年月日: 1995年8月8日 (年齢 2

        RWC2023オールブラックス選手名鑑。

          「オールブラックスになることが怖かった」: アーロン・スミスらが振り返る2022年。

          みなさん、どうもこんにちは。黒猫です。新年も明けまして、オールブラックスのコディー・テイラー、アーロン・スミス、アントン・リーナー・ブラウン、オファ・トゥウンガファシが昨年の「ジェットコースター」のような一年を振り返っている記事がありましたので、ご紹介したいと思います。 2021年をアイルランドとフランスでの敗戦で終えたニュージーランドは、2022年をやや不安定な状態で迎えましたが、7月にイーデンパークでアイルランドを42-19で退けました。 しかし、アンディ・ファレル率

          「オールブラックスになることが怖かった」: アーロン・スミスらが振り返る2022年。

          Super Rugby Pacific 2023 NZチームのスカッドが発表。注目ポイントは?

          来年の2月24日に幕を開けるスーパーラグビー・パシィフィック2023 に向け、NZフランチャイズチームの全6チームが来シーズン戦いに臨むの38人(チームによって異なりますが)のスカッドを発表しました。 開幕に向けて準備を進める総勢190人の選手と、タイトル獲得に向けた各チームの形勢について、記事を引用しながら、ご紹介出来たらと思います。 🔴クルセイダーズ⚫️ 6年連続13度目のスーパーラグビータイトルを獲得し、Dynasty(王朝)を築き上げている昨年度のSuper R

          Super Rugby Pacific 2023 NZチームのスカッドが発表。注目ポイントは?

          ラグビーワールドカップ2021を楽しむ為に知っておくべきこと。

          歴史的なラグビーワールドカップが、あと2日で開催されます。 歴史的に世界の舞台を席巻してきたブラックファーンズの本拠地で、史上初めて女子の世界的な祭典が繰り広げられるのです。 しかし、今年は、ディフェンディングチャンピオンのブラックファーンズは、ブックメーカーから好意的に扱われず、4半世紀にわたって勝ち続けてきた印象的なイングランドチームの厳しい挑戦に直面しています。 ワールドカップはいつ開催されますか? 大会名の「2021」に騙されてはいけません、タイムスリップした

          ラグビーワールドカップ2021を楽しむ為に知っておくべきこと。

          オールブラックスの衝撃的な敗戦を説明するサム・ケイン。

          オールブラックスのスキッパー、サム・ケインは、土曜日にクライストチャーチでアルゼンチンに25-18で敗れ、チームにダメージを与えた原因を「いくつかの単純なミス」だと説明しています。前回、ヨハネスブルグでのスプリングボクスとのアウェイ戦に勝利し、6試合で5敗という状況に終止符を打ち、チームは大きな転機を迎えたと主将は感じていたことでしょう。 この勝利により、ニュージーランドラグビーはプレッシャーのかかるイアン・フォスターをヘッドコーチとして支持し、2023年フランスでのワール

          オールブラックスの衝撃的な敗戦を説明するサム・ケイン。

          サム・ホワイトロックは、負けが積み重なる中、答えを探す。

          サム・ホワイトロックは、この状況に慣れていません。 いや、このような不調は、オールブラックスの歴代最多キャップ保持者である彼が、少し前までは想像もできなかったことでしょう。 オールブラックスは今季6試合で4敗、昨年まで遡って8試合で6敗。そして、史上初めてホームで3連敗を喫しました。 「えぇ、違いますね。確かに違いますね」と、土曜日の夜、クライストチャーチでオールブラックスがアルゼンチンに25-18で敗れた後、137キャップのベテランは話しました。 ワールドカップで2

          サム・ホワイトロックは、負けが積み重なる中、答えを探す。

          イアン・フォスターHC、アルゼンチン戦の敗戦後、キャプテンのサム・ケインを擁護。

          先週、ケインや他のシニアプレーヤーたちが支持を表明した後、NZラグビー理事会がフォスターをチームの指揮官として承認したのは、彼が南アフリカでの勝利をさらに発展させることができると考えたからでしょう。 しかし、そうはなりませんでした。 オールブラックスは、土曜日の夜、オレンジセオリースタジアムでアルゼンチンに劣勢を強いられ、さらに、約120年ぶりにホームで3連敗を喫してしました。 「私たちが負けた試合について長年研究してきましたが、私たちのDNAには、ボールを保持してピン

          イアン・フォスターHC、アルゼンチン戦の敗戦後、キャプテンのサム・ケインを擁護。

          イアン・フォスターHCは、クライストチャーチでアルゼンチンに敗れた後も、勇敢な姿勢を見せる。

          イアン・フォスターは、オールブラックスは忍耐力を失ってはいないと語りました。 しかし、オールブラックスの大勢のファンが、チームの不安定なフォームに困惑し始め、土曜日の夜にクライストチャーチでアルゼンチンに25-18で敗れた後、フォスター監督がどうすればこの状況を打破できるかを考えていることは、きっと誰にも言われるまでもなく、彼もわかっているはずです。 フォスターは、オールブラックスがニュージーランドの地で初めてアルゼンチンに敗れるのを見た後、「我慢の限界ではないが、確かに

          イアン・フォスターHCは、クライストチャーチでアルゼンチンに敗れた後も、勇敢な姿勢を見せる。

          オールブラックス、アルゼンチンに歴史的大敗を喫し、NZラグビー界に大きな影を落とす。

          NZラグビーは、まさに大混乱に陥っていますよね? スコット・ロバートソンをオールブラックスのヘッドコーチにせず、イアン・フォスターをヘッドコーチに据えた彼らの決断は、土曜日の夜、クライストチャーチでアルゼンチンがすばらしい血と根性のパフォーマンスで、オレンジセオリースタジアムに25-18で勝利するという最悪のスタートを切ることになりました。 NZラグビー界の重鎮たちは、目の前で繰り広げられる展開に、ホラーショーに出くわした主人公になったような気分になったに違いないと言って

          オールブラックス、アルゼンチンに歴史的大敗を喫し、NZラグビー界に大きな影を落とす。

          オールブラックスの新たな夜明けを告げるロス・プーマスとの一戦。

          土曜日にクライストチャーチで行われるラグビーチャンピオンシップのニュージーランド対アルゼンチン戦は、オールブラックスにとって「新しい夜明け」となるはずです。 ニュージーランドラグビーがそう言ったのだから、ファンは知っています。先日、2023年のワールドカップまでイアン・フォスターヘッドコーチを留任させた際に、NZRは絶賛していからです。フォスターこそが、オールブラックスを新しい時代に導くことができる唯一の人物である、と。 フォスター率いるオールブラックスは、過去7回のテス

          オールブラックスの新たな夜明けを告げるロス・プーマスとの一戦。

          「この気持ちは説明できません」: オールブラックスデビューを控えたスティーブン・ペロフェタ。

          ファンガヌイで育ったスティーブン・ペロフェタは、自分がオールブラックスのジャージーを着ることになるとは思ってもみなかったといいます。 今、その夢が現実になろうとしています。 ブルーズのチームメイトであるボーデン・バレットが首の負傷のため、土曜日の夜にクライストチャーチで行われるアルゼンチンとのラグビーチャンピオンシップのテストに参加できないため、ペロフェタは、オレンジセオリースタジアムでの試合のリザーブベンチとして名を連ねています。 ペロフェタはAllBlacks.co

          「この気持ちは説明できません」: オールブラックスデビューを控えたスティーブン・ペロフェタ。

          サム・ホワイトロック、ジェイソン・ライアン新フォワードコーチのオールブラックスへの影響力を評価。

          ジェイソン・ライアンは、クルセイダーズで長年培ったメソッドをそのままオールブラックスに持ち込んだのではなく、それをベースにしているようです。 過去5シーズンのスーパーラグビーで、クルセイダーズの無骨なフォワードコーチの下でプレーしたベテランロックのサム・ホワイトロックによれば、このコーチも喜んでいるとのことです。 彼は違うコーチングをしています。彼は今、オールブラックスのレベルでコーチングをしています。土曜日の夜にクライストチャーチで行われるアルゼンチンとのラグビーチャン

          サム・ホワイトロック、ジェイソン・ライアン新フォワードコーチのオールブラックスへの影響力を評価。

          イアン・フォスターHC、連勝へ向け選手を後押し。

          クライストチャーチの冬の日、イアン・フォスターは海辺のレストランでランチを楽しみ、3枚の掘り出し物のレコードを手に入れました。 確かに、先日のエリス・パークでオールブラックスが南アフリカを破って復活していなければ、ガーデンシティで再び役割を果たす機会はなかったでしょう。この勝利は、土曜日にオレンジセオリースタジアムで行われるアルゼンチンとのテストになぜ彼が現状維持の姿勢で臨んだかを示しているのかもしれません。 ボーデン・バレットは、火曜日のトレーニングでラッククリーンアウ

          イアン・フォスターHC、連勝へ向け選手を後押し。