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僕はM-1評論家ではなくて、M-1研究者修士課程に近いと思っている

またお笑いの話か…と思われそうだが、書かせてほしい。そして読んで欲しい。

M-1グランプリが今年も大いに盛り上がった。多くの笑いと感動を生み出した出場したすべての芸人と制作関係者の方に改めて感謝をしたい。

そもそも下記の記事でも書いたが、僕はお笑い賞レースが大好きなのである。

 中でもM-1に関しては1年で一番楽しみといっても過言ではないくらい好きなのだ。M-1は賞レースの中でも格段に注目度が高いため、優勝できなくても決勝に進んで力を示したコンビは翌年売れていく。去年で言うとおいでやすこがや錦鯉がそうだったように、M-1はその過程を目撃できてとても嬉しい気持ちになる。

自分はお笑い評論家ではない気がする

 賞レースのタイミングになると、SNSなどでお笑い評論家がわらわら出てくる。僕はそれ自体は良いと思っている。スポーツでもあーだこーだ言って観るのが楽しいように、素人が評論すること自体は悪いことではなく、むしろそういった人々に人気が支えられていると思うので、評論自体はありだと思う。的外れな評論の声が大きいとか問題点はあるだろうが…。

 もちろん自分もかなりの回数M-1を観ているので、評論をしようと思ったらできると思う。しかし、評論するよりM-1に対する愛が勝ってしまうので、すべての笑いを全肯定したくなるのだ。どのコンビも決勝出てるだけで十分にすごいし、面白いと思う。そこでみんながある程度の結果を出して、売れていって欲しい。M-1は漫才をする芸人にとっての最大の晴れ舞台。その舞台で頑張っている姿を観るだけで良かったなという気持ちになる。

 そして、M-1はあの時のあのネタが面白いよね…!とかあの年は〇〇点だったよねとか、連続記録は〇〇だよね!とかネタそのものの面白さだけではなく、数字でも語れるのがとても楽しいところだと思う。ちなみに、ハライチは今回敗者復活で決勝に来たので、M-1決勝進出5回目となり、麒麟・和牛と並んで第2位である。第1位は言うまでもなく笑い飯だが、非吉本ではハライチが堂々の第1位だ。このように数字でも語れるところが面白い。

研究者としては修士課程くらい

 多分もっとマニアックな記録を知っている人はたくさんいるだろう。出場したコンビの中で最も長いコンビ名を調べている人もいるだろう。あと、そもそもマジでM-1で学位論文を書いている人もいるんじゃないだろうか。

 なので、自分は「M-1研究の第一人者だぜ!」とまでは名乗れる気はしないが、修士課程くらいの研究知識はあるんじゃないだろうか。お笑い全般に関してはがないが、M-1に関しては未だに繰り返し観ているので、何かわからないことがあれば聞いてください。一緒にM-1を研究しましょう。

アナザーストーリーを観ずにM-1は終われない

最後に1つ伝えておきたいことがある。
M-1グランプリ2021をこの間観た方は、あれでM-1を観たつもりになって欲しくない。あれでM-1が終わりでは無いのだ。
12月27日(月)の23時15分からM-1のアナザーストーリーが放送される。各ファイナリストたちの姿を決勝進出決定から追い続けたドキュメンタリーが放送されるのだ。錦鯉の優勝で涙した方々はこの番組を観るときっともう一度涙を流すだろう。それくらいアツいドキュメンタリーなのだ。ぜひ観て欲しい。
まるで内容を知ってる制作側のようなコメントだがもちろん僕はまだ内容を全く知りません。でも、間違いなく毎年泣けるんだよなぁ。


M-1過去回もアマゾンプライムであるので、ぜひ観てください!


じゃあまた。

クソどうでも良い事を書き連ねて、ロックンロールでギリギリ生きてます。