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自由こその孤独

「彼氏作ったら?寂しくないの?」
なんて言われることもあるけど、そんなのは大きなお世話だ。

独りは自由、独りこそ至高、と思うのは人付き合いが不得手だからだろうか。

それもあるが、がんじがらめの生活から解き放たれた感覚を味わったら、もう戻れないのだと思う。

身体にびっしりついた鱗をそぎ落とし、長かった尾を切って、独りで大きい海に出た時の開放感を忘れることはできない。

そして同時に得た孤独は、たくましく泳ぎ抜こうとする糧となり得たのだ。

はた目には幸薄く見えるだろうか。
でもロンリネスは程々に、ソリチュードでいたい。ぼっち、ではなく、ソロ活動を楽しんで生きていきたいと思う。

寒い冬がやっと終わり、悠々と泳ぐ鯉のぼりを眩しく見上げる日はもうすぐだ。

気づけば知らない街で 鳥が歌い出すよ
世界は広い
広いな

某企画「テーマ : 孤独」への投稿メモ