昨日、12/10(日)は奈良マラソンでした。
交通規制のお知らせを見ると、マラソンというのは地域住民の生活を制限する、恐縮なイベントだといつも思います。

今回の戦略は、

•前日から食べ溜め←標準体重より＋1キロ以上。
•数日前から寝溜め←長距離屋は睡眠時間が長めに必要。大会前日はわくわく極まって寝れないし。

という通常のものに加えて、

•あえてスタートブロックを後方（ゆっくりめ）にする。

としました。マラソン大会というのは、自己申告予想タイム順にブロック分けされ、その順番でスタート地点に並びます。ゼッケンにもブロックが明示されています。予想と願望を混同して、走力より前の方のブロックにいくと、スピード違って危険だし、ゼッケンは高速なのにゆるゆる走りで不相応な感じになってしまいます。大掛かりなコスプレの人も、最後尾らへんのブロックに入ることが多いようです。

ハーフマラソンくらいの距離でゆっくりめブロックにすると、ペース整う前に終わってしまいますが、フルで前のめりにいくよりも、後ろからゆるゆる追い抜く形の方が体力も精神的にも楽な気がしました。

早めに荷物預けをすると、フェイスシールがもらえました。盛り上がりますね🦌

私は荷物預けた後も、おにぎりせんべいをしつこく食べ続け、スタート1時間前からと、やたら早くに始まるブロック集合へ。号砲からスタートラインまでスプレッド５分半くらい。タイムはグロス（号砲からの計測）とネット（自分がスタート地点にきてからの計測）と両方でますので、まあいい。

5キロ地点くらいにいる市役所前のご当地キャラ。みんな名前わからんですが、かわいいので全部にハイタッチ。平城京あたりまで走って折り返し、大宮通を今度は若草山向かって走ります。

「まじめにやれよ！　仕事じゃねえんだぞ！」
と背面に書かれたTシャツ着ている男性。
頑張って！の沿道声援に、
「頑張っとるんやで？」
の返しの男性。
あちこちでみんなが笑いを取り合う感じです。

紀寺あたりからは、道幅も広く起伏もないのでペースも作れます。もはや混み合いません。私は、台湾からのランナーさんに加油の声かけをしたり、周りのコスプレランナーさんに「めっちゃかわいいですな～」と賛辞を送って機嫌よく走ります。声出す方が、心身がゆとれます。

右上説明のとおり、実はコースは白川ダムあたりで一部、私有地を通るのですね。この辺りから不規則に坂の登り降りがあります。高低差は事前のコース図で承知はしていたのでそんなに怯まずすみました。
イメトレ、意味あります。
なんか靴に小石が入ったようで、ちょっとだけ足裏が気になりますが。

宗教都市天理！！で折り返しがあります。
天理教本部26キロ地点らへんで有森裕子さんがなんかずっと「フォー！！」とか言って気合をいれてくれてます。わたしにもハイタッチしてくれました。この距離地点にいらっしゃることに意味があります。有難いですね。この人、こんなにテンション高いんですね。

さっきの不規則な登り降りを復路でもやります。当然往路の方が疲弊していて辛いですが、飛鳥ハーフのコースは坂しかなかった、これより果てしなく長く、傾斜もきつかったと思いだしてみる。そして次の三月もそれを走るならこのレベルの坂は鼻歌で走りたいと思う。（歌えませんでした。）ここを過ぎればあとはゆるく下り基調。白川ダムを過ぎた32Ｋあたりからは、往路とは違う道。良いコースです。

若草山が進行方向に見え、百毫寺の看板とか高畑とかの地名がでるころには安心しますね。まさしく奈良公園らへんを突っ切るので、何も知らずに今日、奈良にうっかり遊びに来た人には申し訳ないですね。でも、タイムロスしていいから鹿ちゃんが私の前を横切らないかとか期待してます。（横切りませんでした。）沿道の応援にはなるべく愛想よく、手を振って応えます。人生で、知らん人から大声で応援されること、ありますか？私はこういう時くらいです。

ゴールしたら倒れこみに任せてコースに向かって土下座で
「ありがとうございました！」

参加賞はTシャツでしたが、完走賞は大判タオル。
水2本とバナナI本と、先着？でおかき。

今回も、無事にゴールまで辿り着けたことに感謝しています。奈良、天理のスタッフ様や、沿道で応援してくださった皆様、一緒に走ってくれた皆様、みんなで大会を盛り上げてくれました。
感謝🦌

で、途中で靴に小石が入ったと思ったら、それ違いました。
あーよかった、コースの途中で確認せんくて。

マキロンで安全ピン消毒して、中のもの出したところ、腫れと赤みは一晩で治りました。でも一週間くらいは大人しくしてます🦌