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読んだ小説を褒めながら紹介するnote

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小説(文芸・ライト文芸・ライトノベル不問)、マンガなどなど、私がイチオシする作品への愛をダダ漏れにするマガジン。
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読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『高嶺の花には逆らえない』篇~

 青春ラブコメモノに定評のあるガガガ文庫さん。  ……コイツぁ、ヤベエのを出してきましたな。  ってなわけで、(当社比)矢継ぎ早の『読んだ小説を褒めながら紹介するnote』です。 書影など。\どーん/  挑戦的に見下ろしてくる(見下してくる?)のは本作ヒロイン。  高嶺の花のお名前は立花あいり。  イラスト担当はここあ先生。  著者は冬条一先生。  執筆2年目でのリリース。  お見事。 『高嶺の花には逆らえない』とは 主人公・佐原葉は、ちょっとカワリモノ。  とは

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について』篇~

 お久しぶりです。 「読んだ小説を褒めながら紹介する」シリーズです。  何と、約半年ぶりになります。  読書をサボっていたわけでは……はい、すみません。サボってました。  積んでました。  だって、アウトプットが楽しい時期が来ちゃったんだもの。  でも、やっぱり同時に吸収もしなくちゃなってことで、先月くらいからようやく読書にも再着手できました。  読まないで居ると、また創作意欲枯渇しますからね。  めでたしめでたし。  さて、前置きはほどほどにして、ささっと本の紹介をし

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『友達の妹が俺にだけウザい』篇~

 個人的には、ラブコメ風味青春群像劇の印象。  要するに、大好物ジャンル。  ということで、今回は人気作のご紹介。 注意書き。 今回の書籍紹介記事では、第1巻のネタバレを大いに含みます。  続刊のあらすじも各所で掲載されているので問題はないと判断して書いていますが、もしこの書籍紹介記事で本作に興味を持ち、第1巻から読んでみようと思った方にはとんでもない事態になりかねないので、予め書いておきます。  未読の方は、「推しポイント」の直前でブラウザバックしていただければ大丈夫だ

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『美少女と距離を置く方法』篇~

書影など。\書影、どーん/  おやおや、もだもだ恋愛の香りが芳しいですな。  イラスト担当はシソ先生。  この読了本紹介記事では『清楚可憐』シリーズでも登場しておられます。  著者は丸深まろやか先生。  読みは「まろみ」です。実にまろいお名前であります。 『小説家になろう』に投稿されていた本作で書籍化デビュー。  ……実はその時期から読んでました。 『美少女と距離を置く方法』とは。 主人公・楠葉廉は、いわゆる「ぼっちを是とするタイプ」の高校生。『選択的ぼっち』なんていう

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『結婚が前提のラブコメ』篇~

 意外とこれを宣言してるラブコメって少ないような。  いや、別に他のラブコメで「くっついたカップル」が最終的に結婚していない可能性があるなんてことを、思っているわけじゃないですが。  まぁ、結婚が恋愛の最終目的地じゃないけどな! 書影など。 \どーん/  お淑やか系。  イラスト担当は吉田ばな先生です。  ラブコメ系の表紙としてはちょっと珍しい?  まぁでも、実はこの麗人、すっごい趣味嗜好をお持ちなんですけども。  著者は栗ノ原草介先生。  ガガガ文庫では『魔法少女さん

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『ひだまりで彼女はたまに笑う。』篇~

 やさしい気持ちになれます。 書影など。\どーん/  銀髪碧眼。  ごちそうさまです。  イラストは椎名くろ先生。  著者は高橋 徹先生。  下記取材記事によれば、本作のキャラクターの履歴書及びプロットを、担当編集の方とやりとりしていた期間はおよそ半年、執筆自体はおよそ7日間だったそう。 『ひだまりで彼女はたまに笑う。』とは。 冒頭にも書きましたし、先のインタビュー記事にもあるとおりです。  とにかくハート・ウォーミングなお話です。  主人公は高校1年生になったばか

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『負けヒロインが多すぎる!』篇~

 アホだなぁ。(そうだよ、アホだよ~。)  ※この記事の執筆は『学校へ行こう!』スペシャルの翌日に行っています  ※つまり、だいぶ寝かせてました 書影など。 \どーん/  うーん、完全無欠・アホの子スマイル。  こちらが本作のメイン負けヒロインの娘です。  イラスト担当はいむぎみる先生。  著者は雨森たきび先生。  本作で「第15回小学館ライトノベル大賞」で「ガガガ賞」を獲得してのデビューとなります。 『負けヒロインが多すぎる!』とは。  主人公は高校生の男の子、温水

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話』篇~

 してやった、というか何というか。  しかし、どこまでネタばらししてイイものか。  さすがに裏表紙とかに書かれてない部分を書くのもどうかと思うけど、ぶっちゃけけっこう早いタイミングでネタばらしされているので、この辺のさじ加減がえらく難しいところ。 書影など。 \どーん/  おふっ(致命傷)。  ビフォーもアフターも、どっちも好き(恒例の語彙力喪失)。  ということで、イラスト担当は magako 先生。  ……あ、『経験済み彼女』も担当されてますね。  著者は柚本悠斗先

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い ~ビターのちシュガー~』篇~

 なぜ、甘くなってくれたのか。  ビターという一言で済ませるには、いささか重たいかもしれません。 書影など。\どーん/  白髪系だぁ。  そして、腕にかけている生活感たっぷりな買い物袋、たまらん。  イラスト担当はうなさか先生。  著者は七烏未奏先生。  ゲームシナリオライターのイメージもありまする。  なお、本作は『小説家になろう』に公開していた作品の書籍化でございます。  『失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い ~ビターのちシュガー~』とは 進学校に

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『恋は双子で割り切れない』篇~

 たぶん、恋は素数。 書影など。\どーん/  かわいい(簡潔)(またの名を語彙力不足)。  イラスト担当はあるみっく先生。  著者は髙村資本先生。  こちらの作者インタビューを見たところ、電撃大賞の公募に出していて、そこからの出版と言う流れ……なのかしら?  まぁ、読んでて「ネット向けには書いてなさそう」という気はしてました。  だいたい分かるんですよね、初出がネットの作品なのか、あるいは公募を対象に書いていた作品なのか、って。他にも最初から出版される前提で書いている

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの』篇~

 ここ最近紹介しているモノとは少し趣きが違った作品かもしれません。 書影など。\どーん/  妖艶。  イラストはみわべさくら先生。  著者は岩田洋季先生。代表作はアニメ化もされた『護くんに女神の祝福を!』シリーズでしょうか。 『午後九時、ベランダ越しの女神先輩は僕だけのもの』とは 失意の後にとんでもない宝くじを引き当ててしまった少年の物語。  主人公は雨晴 旭。  名前の印象とは裏腹に、良く言えば落ち着いた――悪く言えばちょっと暗めの高校生。ただし、負けず嫌い成分は有

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『弱キャラ友崎くん』篇~

 今回はシリーズ刊行開始がそこそこ前の作品を紹介します。  ――はい、すみません。ずっと積んでました。  しかも2巻までしかまだ買ってないです。  金欠が解消され次第、続刊買ってきますのでお許しを。  今後は自分の記憶を辿りながら、いわゆる『名作』、『有名作』の紹介をしていくのも良いかもしれないですね。  ……読み返しをしてみたい気もありますし。  閑話休題。 書影など。  今回はあっさり行きます。 \どーん/  著者、屋久ユウキ先生。  イラスト、フライ先生。

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『初恋を応援してくれる幼なじみとのラブコメ』篇~

 本編とは関係ないかも知れないけど、表紙のアングルが最高ですね。 書影とか。 \どーん/  すでに書いたとおりですが、構図もたまらんスね。  イラスト担当は sage・ジョー先生です。  著者は神里大和先生。  デビューは第31回ファンタジア大賞銀賞受賞作の『甘えてくる年上教官に養ってもらうのはやり過ぎですか?』シリーズ。  ファンタジア文庫では3シリーズ目のご様子。 『初恋を応援してくれる幼なじみとのラブコメ』とは  主人公・織笠結斗には初恋の人がいる。  幼少期に

読んだ小説を褒めながら紹介するnote ~『君のせいで今日も死ねない。』篇~

 ひとりの死にたがりな少女と、ひとりの死なせたくない少年。 書影・著者情報など。\どーん/  ロングヘアーを風に踊らせながら、手すりに凭れる美少女。  ここからなら、すぐに逝けますね。  ――と不謹慎なことを言えてしまうのが、本作のメインスタンス。  イラスト担当はDSマイル先生。  著者は飴月先生。  本作でデビューとなっています。  元々は短篇だったそうです。 https://fantasiabunko.jp/special/202108kiminosei/