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11月11日、誕生花は唐朱瓜【#誕生花短歌】

詠みます。

無事ならば便りで示す気配りは
文字の形に微笑みうつす

解説。

 11月11日の誕生花のひとつであるカラスウリは、原産地は日本を含む極東アジアの、ウリ科カラスウリ属である蔓性多年草です。 

 学名である "Trichosanthes" は、ギリシア語ので「毛」という意味を持つ "thrix" と「花」を指す "anthos" が語源であり、花びらの縁部が細裂して糸状になることに由来します。
 また和名の烏瓜《からすうり》(あるいは唐朱瓜とも書きます)は、熟した赤い実をカラスが好んで食べることにちなむともいわれます。
 ――しかし、特にカラスの好物という観察例はほとんど無いようで。
 別の説では、カラスウリの葉は大きく生育旺盛なので、絡みついた木を枯らしてしまうことから、『枯らす瓜』が転じてカラスウリになったというモノも。

 種子はその形から打ち出の小槌にも喩えられます。
 そのため財布に入れて携帯すると富みに通じる縁起物として扱われることもあります。

 そんなカラスウリ、花言葉は「良き便り」「誠実」「男嫌い」です。
「良き便り」は、実のなかの黒褐色のタネの形状が結び文に似ていることに由来するといわれます。
「男ぎらい」は、この花が日没後にレースのような純白の花を咲かせ、日の出前にはしぼんでしまうことにちなむといわれます。


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