中央アジアの旅⑩カザフスタンから陸路でキルギスへ
17日目 アルマトイ 北方領土はいるかい?
カザフスタンで寿司を食べてみた。
名前は謎だけど普通に美味しかった。
宿に帰って同じドミトリーのロシア人達と交流した。彼らはロシアから徴兵を逃れてカザフスタンにやってきたそうで、何とは言わんが母国の悪口を散々言っていた。私がロシア語を勉強していると話すと
「お前、なんであんな国の言葉なんか学んでいるんだ?」
と言うほどだ。
彼らは優しかったが、あるロシア人の1人が北方領土の地図を見せてきて「Do you want it?」とからかってきたのが忘れられない。まぁ、軽い冗談のようだったから「お前のじゃねーよ、俺のだよ」くらいで返したが、なんだかなぁ…。
18日目 キルギスへ
アルマトイからバスでキルギスの首都ビシュケクに向かう。色んな旅人が通っている割とメジャーなルートだと思う。
ビシュケク行のバスはサイランバスターミナルから1日に6本出ていたので好きな時間に行けばいいと思う。
↓サイランバスターミナルのHP 時刻表を確認できる
受付でチケットを買った。
緑マークが出発時間で赤マークが座席番号。カザフ語以外にロシア語でも併記されていた。
運賃は片道2500テンゲ(約800円)と、国境をまたぐにしては安め。
バスはほぼ時間通りに出発した。
途中一回の休憩を挟んで3時間半ほどでキルギス国境に到着。
バスから降りて出国&入国審査を受ける。ここでは特に何も聞かれずスムーズに通過できたが、バスが国境を超えるにはしばらくかかりそうだった。
乗っていたバスを待たずに無料でタクシーに乗れると紹介していたブログがあったのでタクシーを探していたら、同じバスの乗客から「バスを待ったほうがいい」と言われたので大人しく待つことにした。
10分ほど待つとバスがやってきたので乗り込んでビシュケクに向かう。
*国境の両替レートは悪いのでここでは両替しないほうが良い。
18:30頃にビシュケクのバスターミナルに到着。アルマトイから4時間半の旅だった。
ここで日本語をペラペラと話すキルギス人青年に出会った。彼は大阪に働きに行くらしい。今頃日本で元気にやってるのかな?
ホテルに行く前にバスターミナルで両替を済ませ、売店でキルギスのSIMを購入した。SIMの設定をしようとしたがキルギス語が分からずどうしていいか分からなかったから、翌朝携帯ショップに行くことにした。
おまけ
ビシュケクからモスクワ行の超長距離バスが出ているらしい。何日かかるんだよ、やばすぎる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?