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その転職は人生を好転させますか?転職は目的ではなく手段です。


転職は手段です。目的ではありません。

いきなり結論ですが、そこを絶対に間違えないようにしてください。



転職は手段です。目的ではありません。これについて深掘りをしていきたいと思います。





転職は手段だということを念頭に置いていただきたいと思います。

何のために転職をするのかっていうことをよくよく 考えてから転職をした方が良いです。



「転職」というワード、一昔前までは、あまり馴染みのない言葉でしたが、近年よく耳にするワードではないでしょうか?



というのも一昔前、バブル・高度経済成長期の時代は終身雇用が当たり前の時代でした。

その時代に全盛期で働かれていた方々が今定年退職を迎える前後の世代になると思います。そして、その世代の子どもたちが今の時代を働いている全盛期の人たちですね。なので、未だにその名残りはまだ残ってはいるかなと思います。

一昔前は、職場を移る、いわゆる転職なんていう概念は、ほとんどの方が持っていなかったのではないかなと思います。もちろんそれが良いか悪いかというのは別の話。



最近になって「転職」という言葉をテレビCMなんかでも耳にする頻度も高くなり、 当たり前になってきているのではないかなと思います。

私個人的には、転職は全然悪いことではないと思ってます。むしろ、必要ではないかと思っています。



ただし、転職をした方が良い場合と、しない方が良い場合とがあると思っています。



ただ、上記にある、昔の名残があるという点では、転職はせずに1つの職場で長く勤めて、退職金をもらって老後を過ごすという概念を持っている方は一定数おられるのかなと思っています。

「大きな企業に勤めて、安定を求めて」という方が多い…



ただ、大きな企業に勤めて安定して…それって本当に安定しているのでしょうか?

少し話は逸れますが…一昔前は1つの企業に長く勤めていれば自動的に昇給し、退職金もある程度もらえるという流れができていました。

今は違います。1つの企業に在籍しているだけではほとんど昇給もしませんし、退職金も本当にもらえますか?仮にもらえるとして…いくらもらえますか?その額はご存じですか?

そして…そもそもあなたが務めている会社は本当にあなたが退職するまで倒産せずに存続し続けることができますか?そして、あなたは絶対にリストラされないという保証はありますか?少し厳しい話ではありますが、この辺を明確にしておいた方が良いでしょう。



私は昇給もほとんどない、退職金も出るかわからない(出たとしても大きな額ではない)、そもそも倒産しない保証なんてないという思いがありながら働いていました。

そんな思いもあった私自身は実際、転職4回しています。今が4社目です。今後も転職する可能性は大いにあります。可能性は…

転職して分かったこともありますし、転職しなければわかったこともあるでしょう。なので、転職4回が多いか少ないか、良いか悪いかは一旦置いておきます。

もちろん、短期間に転々と何度も転職するこが良いとは思っていません。例えば、1ヶ月、2ヶ月で転職は今後自分を苦しめることになるでしょう。少なくとも1年は在籍をしていたいですね。

但し、劣悪な職場環境であれば話は別です。超ブラック起業で朝早くから夜遅くまで働いている。嫌がらせやパワハラ、セクハラを受けているなんていうときはすぐにでも転職すべきです。

もう少し我慢すれば…もう少しすれば人が入れ替わって改善するのではないか…なんて期待しているうちにあなたが疲弊していきます。あなたの人生です。何のために働いているのですか?

我慢するためですか?違います。あなたの人生をより良く生きるためではないですか?

なので、転職には理由が大切なのです。但しが長く、熱くなってしまいました…



ここからは、私が失敗を元に書いていきます。

結論、私が転職を手段じゃなくて、目的化してしまったということです。



転職がゴールになってしまい、転職したことに満足し、転職した後に目的を見失ってしまったのです。

条件や仕事内容ばかりに意識がいき、転職先を考えたことが失敗でした。

何のために転職をするのかというところをあまり考えていなかったのです。

給料だったり、休みだったり、就業時間ということばかりを求めて転職っていうのを考えたりする方が多いんじゃないかなと思います。 もちろん大切なことです。

ただ、転職した先に給料が上がった、休みが増えた、これらは良いことなのですが、何のためにお金が欲しいのか、休日が欲しいのかというところをもう少し深掘りして 転職をした方が良いと思います。

仕事の内容、あなたが生きていく上でその仕事をする理由その辺が曖昧なまま条件面ばかりで転職先を選ぶと負のループから抜けられなくなります。

また良い条件、次の良い条件を探し出すのです。そうではなく、仕事をする目的を明確にすることで良い転職先は選べるもしくは転職そのものも必要ないのかもしれませんよね?





前述しましたが、今もまだ転職は悪いことだと考える人も一定数はいるというこは忘れないでください。

面接の時に何故転職を繰り返しているのですか?聞かれたりすることもあると思います。

そういうのを恐れてですね、転職をしない人もいますし、履歴書に傷が入ると考える方もおられます。

転職は明確な理由があれば繰り返していて良いと私は思います。転職理由をちゃんと説明できればそれは履歴書の傷ではなく勲章です。



それを説明しても受け入れていただけない場合もあるとは思います。

その場合はその働こうとしている企業はあなたには不向きいう風に割り切って考えて良いのではないでしょうか?

むしろ、それを理解していただけない所であなたは働きたいですか?私は嫌です。





転職…少し前に、トヨタ自動車の 社長さんや経団連の会長さんが終身雇用の時代は終わったという発言をされました。それに加えて、企業の平均寿命をご存じですか?



1000社、一斉に立ち上げて、40年後 存続している会社は何社かご存じですか?

答えは1、2社です。0.1~0.2%の会社しか40年後は生き残っていないのです。



皆さんが働く年数を考えみましょう。大学を出たとして、22歳から定年の60歳までおおよそ40年前後…あなたの働く年数をあなたの努めている会社が存続している可能性は0.1~0.2%です。

1つの会社で働ことができにくくなっているということを意味してる数字でもあると思います。

そんな博打みたいな数値を目の当たりにして、それでもあなたは1つの会社で長くと勤めた方が良い、安定しているからと言えますか?



なので、生きていくためには転職というのも1つの方法だということを認識しておいてもいいのかもしれません。



ただし、転職は 手段です。

自分の人生をより良くするため。

例えば、家族との時間をもっと増やしたい。収入をもっと増やしたい っていう明確な理由があって、で、家族との時間を増やして、じゃあ、あなたは何をしますか?ということです。

給料や休日が増えて、あなたは何をしますか?



給料が増えて休みが減ってしまえば、元も子もないのでは?休みが増えても給料が減ってしまえばできることも限られてくるのでは?

本当に今のままの給料ではだめですか?本当に今の休日の数ではだめですか?給料が増えたらあなたはその増えた給料で何をするのですか?休みが増えたらその増えた休みであなたは何をしますか?もっともっと深く深く考えましょう。

お金も休みも増えたけど、やりがいのない仕事で、なんか毎日モヤモヤしながら働かないといけないなという風になれば、精神衛生上それで良いの?と疑問も残ります。

転職はよくよく考え、必要か必要でないのか?そもそも転職ではなくて副業なのかもしれません。もしかすると起業なのかもしれません。実は、休みの日の過ごし方だったのかもしれません。自分を今一度見つめ直していきましょう。



あなたが選んだ転職は「あなたらしく生きて 生きることができてるんですか?」という問いに対して、「はい」と答えれるような転職をしていただけたらと思います。



最後に…転職は手段です。目的、ゴールではありません。

あなたの人生が好転することを祈っています。

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