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さんもじ もしくは よんもじ   Sanmoji Mosikuwa Yonmoji

さんもじ もしくは よんもじ   Sanmoji Mosikuwa Yonmoji
 
 行きつくところは、三文字がベストだと考えている。でも無理に三文字に収めるようになってくると、四文字もありとする。
 松尾芭蕉が俳句を作る時に、五文字、七文字、五文字と指折り数えていたと考えたら、出来上がった俳句を詠んで、上手い事いったとニヤついた松尾芭蕉は、俳句を楽しんでいたと思う。ものすごく楽しんでいたと思う。
 目の前にいる人達が、どういう人達かよく分からないけど、分かってるような、何か読み解いたような、いや読み解けたと思って、みんな過ごしていると思う。その笑顔は、どういう笑顔なのか、笑顔が必要とするからの笑顔なのか。
 松尾芭蕉に、今、聞きたい事がある。旅は俳句を作る為の旅ですか、それとも旅が俳句を詠む衝動を生んだのですか。そんな質問をしたら、三文字で答えてくれると信じてる自分がいる、四文字は洒落に使ってくれると信じてる自分もいる、沢山の自身を松尾芭蕉は俳句にして詠んで笑ったと思う。もしくは、忍者か。

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