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「離婚しない男〜サレ夫と悪嫁の騙し愛〜」篠田麻里子の喘ぎ声を聴くためのドラマなのかね?

鈴木おさむ、最後の脚本のテレビドラマなどという肩書きがついているドラマだが、そんなものはどうでもいい。演出木村ひさしという事で、ドラマの勢いはあるし、このキャストで見たくさせるようにできてるのはなかなかだ。

これは、篠田麻里子主演ドラマなのだろうと思う。場外ではあまりいい評判が立たなかったAKB卒業生だが、離婚を経て居直ったか、サービス満点の艶技で男心を掴もうとしてるのか?とにかく色っぽさは十分だった。最初に小池徹平とキスシーンするところのアップで舌が妖艶に出てくるところは、かなり本気モード。そして、ラストの自分の部屋で夫がいるのにやる、おSEXシーンは、もうたまらんだろう、顔だけのAVみたいな凄みがあった。私、AKBの初期メンバーの中では篠田一推しだったのだが、ここでまた推しにされたような感じ。これを機会にこっち方面で奔放な女を演じるプロになれば、まあ、需要はすごくあると思う。とはいえ、最初の相手が小池徹平とは二流感が漂うが・・。伊藤淳史との、おSEXシーンもあるのですかね?すごく硬そうな感じがするが・・。というか、伊藤と篠田を夫婦にすることの無理クリさがこのドラマの勢いをつけてる感じはする。

原作は大竹玲二のコミック。最後の脚本というなら、オリジナルにすればいいのにと思ったりもするが、鈴木は脚本家というイメージよりも放送作家なのだろうから、これでいいのだろう。脚本としてはまあまあスピード感はあるし、キャラの描き方も面白かった。

話も、妻とうまく行かずに、離婚して、娘の親権を獲るために、リモートワークにした新聞記者が、奮闘する話。伊藤淳史得意の弱々しい演技はドラマに上手くハマっている。そして、初回のラストの「最後の雨」の流れる中での、「まだ愛してたんだ」みたいなセルフは泣かせましたね。ある意味、ドタバタのコメディの中に、シリアスの場面が上手く溶け込んでるのは、良いテレビドラマと言っていい。

そして、かなりアクのある感じの弁護士。最初に誰が演じてるのかよくわからなかったが、こういう役なら安定の水野美紀でした。この人も、自由に演技をしながらも大物感が出てきましたよね。今は亡き野際陽子的な存在になりつつある。ある意味、頼もしい。「踊る大捜査線」が復活する話があるようだが、ゆきのさんの役、できるのかな??伊藤と話しながら、出したメロンをどんどん食べるコント芝居、お見事でした。そして、弁護士と業務提携する探偵、佐藤大樹の存在も面白い。確かに、ドラマではよくある弁護士と探偵の業務提携。実際にあるのでしょうかね?

とはいえ、見せ場は最初に書いた、篠田麻里子の濡れ場艶技でしょうね。初回でブラ姿まで見せて、首に鈴つけられて喘ぐとか、もう、居直ってますね。それを仕掛ける小池はただのエロ親父。しかし、篠田、これどのくらいのギャラで受けたの?とか色々考えるが、私的には、このまま篠田に突っ走ってもらいたいところ。しかし、ジムでのパンパンのトレーニング姿もたまらなかった。土曜の夜中だから、このくらいはいいのかな?

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