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自分の気持ちは、自分の言葉で表現しないと結局のところ意味がない。

何かすごく大きなトラブルがあったというわけではないのですが、ここ最近色々と考えさせられるというか、精神的に消耗するようなことが続きました。
知り合いについ愚痴をこぼしてしまったのですが、話を聴いてくれた人たちの中には心理の専門職に就いている人もいて、私のことを非常に客観的に捉えた上で的確なアドバイスもしてくれました。
それらのひとつひとつは本当にありがたいと思ったのですが、一方で、自分の気持ちは自分自身の言葉で表現しないと結局のところ意味がないということに気がつきました。
どんなにカウンセリングのスキルを持っていたり心理のプロフェッショナルであっても、私の気持ちをすべて理解することは不可能でしょう。
自分という人間に最後までつき合うのは自分自身。自分の言葉で表さなければ本当に向き合ったことにはならないのだと気づいたのです。
いい歳になったというのに自分の気持ちを言葉で表現するのがあまり得意ではないので、これからはそういうことを丁寧に意識しながら日々を過ごしていきたいと思います。
そのように心がけることが、自分の子どもたちや勤務校の生徒たちに何かしら伝わるとうれしいです。

自分の気持ちを的確に言語化できるようにするには、語彙を増やす必要があります。それには読書がうってつけ。たまたま読んでいたこの本にもずいぶん助けられました。

自分自身のために、自分の言葉をひとつずつ丁寧に紡いでいきたいと思います。

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