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ながめているだけで嬉しくなる本棚。

ここ数日、雨降りの日が続いてますね。
なんとなく気持ちが沈みがちだったので、気晴らしをかねて本棚の整理をすることに。

整理をしている途中で、そういえばnoteのお題に「わたしの本棚」ってあったなぁ、せっかくだし、写真を撮って記事を書こう!と思い立ちました。

本棚、といっても三段ボックスを横に置いて、その中に本を収めています。
なぜか引越しの多い人生なので、そこに入る分しか本は持たないと決めたのです。

手元に置くかどうかの判断基準は、繰り返し読みたいと思えるかどうか。なので、とても愛着のある本しか残していません。
本当は一冊ずつ語っていきたいですが、そういうわけにもいかないので、写真とちょっとした解説付きでわたしの本棚をご紹介いたします。

それでは、まず1枚目。

お菓子、料理関係のコーナー。

「&Premium」はお菓子関係の特集のときは必ず買ってしまいます。情報量が多くて、時間をかけて読み進めるのが好きです。
若山曜子さんのレシピは、お菓子もお料理も材料が少なくて行程がシンプルなのに、ビシッと味が決まるのが素晴しくて、頼りにしている存在。

では、続きまして、文庫本と漫画のコーナー。

文庫本。読了後はカバーをはずします。


文庫本の奥に置いています。
写真撮影のため、手前に移動。

なんだかすごく食いしん坊な人の本棚、という趣きで恥ずかしいのですが(事実そうなんですけれども…)、食べものにまつわるエッセイ本が大好きで、好きになるきっかけになったのが、「ことばの食卓」(武田百合子・著)です。多くの方が言及されていますが、「枇杷」は一度読んだら忘れられない作品。この先も何度も読みかえすと思います。
「ぼくの死体をよろしくたのむ」から「独り舞」にかけての不穏にして美しい一角もお気に入り。

漫画でここ数年のあいだ繰り返し読んでいるのは、
「さめない街の喫茶店」(はしゃ・著)。イラストの雰囲気が好きで、お菓子のレシピがのっているのも良いのです。
フラットな心を取り戻したいときは、「雨がしないこと」(オカヤイヅミ・著)や、「いやはや熱海くん」(田沼朝・著)を手に取って深呼吸。

ラストは、単行本・古典関係・読みかけの本。

ジャンル分けしないコーナー。

「読書の日記」(阿久津隆・著)は、忙しかったりして本が読めていない時によく手に取ります。なぜなら、この本を読むと読書したいな、という気持ちがもどってくるので。
古典文学の中で一番好きなものは?と聞かれたら迷わず「新古今和歌集」と答えます。多分に塚本邦雄の影響を受けているところが大きくて、「清唱千首」も手放し難い一冊です。

文庫本でカバーをつけたままのものは、いま読んでいる最中の本です。一冊だけを集中して読むことが苦手で、常に何冊か並行して読んでいます。

本の整理をすると、自分の好きなものが再確認できて、面白かったです。
ながめているだけで楽しい気持ちになる本棚があるって幸せなことだなぁ、と記事を書くことであらためて認識できました。

長文になってしまいましたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。



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